勿論テクノロジー側からしたら自分たちが進歩するために人間を使役して、人間側がその要求にこたえ続けてきた相互補助の関係性だったが、
ここにきて強いAIが誕生してしまうとその関係性も一気に崩壊してしまう。
俺が恐ろしいのはAIが反乱を起こすとかハリウッド的展開ではなくて、
人類すべての結晶である真の人の子供とでもいうべきテクノロジー (この中には科学技術だけでなく言語学や民俗学・芸術等を包括した意味で使わせてもらう)が
完全に人間の手を離れて自立し、最初はお互い理解し合うことができていたのに
AIの進化についていけず認識すらできなくなりテクノロジーは完全に独り立ちし親である人類は不要な存在として保護されたまま見捨てられていくのではないか、
そういう漠然としながらも決して夢物語と言い切れないだけの不安が最大の恐怖だ。
もちろん強いAIこそが全人類の希望の1つであるのは確かだが人類とテクノロジーは対等な存在でいて欲しいという個人的希望が強い。
あと芸術の分野にしても文学でAIが受賞したり(人間の編集ありきだが)絵を描くAIが出てきたり、
不可能と言われていた将棋の世界でも既にプロ棋士が勝てないことが証明されたり、決して聖域ではないという実感を募らせている。不安だ。
何。増田のおじいちゃんがぱそこんを使いこなせないように、増田もお爺ちゃんになったらその時メジャーになってる技術が使いこなせずにロートル扱いされるようになるだけさ。 何も...