仕事が本当に辛かったとき、家に帰ってきて短時間寝るだけの生活が数日続いていたときのこと。
寝る前にラジオをつけて眠りに落ちるのを待っていた。たまたま音楽が流れてきた。
上司の叱責がリフレインする脳、ミスを血眼になって探して疲れた眼球、石よりも硬い肩、すべてが「開放」されていく感じがした。まるで、熱湯がコーヒーを湿らせていくように私の心は温かいものになった。
音楽が人を助けてくれることってあるんだなあ。どうしてヒトが人生をかけてミュージシャンになろうとするのか、そのときに初めてわかった気がする。みんな、ありがとう。
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