最初は、キャラ多すぎ内輪バトルしすぎと思っていたけど、繰り返し読んでいくうちに面白くなってきた
能力バトル漫画といえば、何かと理由をつけては1対1になるイメージだけど、集団対集団、その中でも3対3対3や1対多が描かれるのがおもしろい。
1対1だと単純な強弱の差で話が終わってしまうが、集団戦だと弱くても他を生かす戦いができたりして良い。
全員の能力が違ったら複雑すぎて描くのは難しいだろうけど、汎用武器なのが集団戦を可能にしてるのかも。
これのおかげでスパスパ手足が斬られたりする。
緊張感がないといえばないが、重傷っぽくても味方は死なず、すぐ回復するような漫画よりは良いし、見ていて絵面が派手で良い。
キャッチフレーズの「遅効性SF」が示すように繰り返し読んでいると面白くなってくるタイプ。
(これは人によるだろうけど。)
なんでそうなるかというと、数多くいるキャラクターの性格、関係性、能力、サイドエフェクト、各トリガーの特性を把握して読むとより面白くなるから。
ジャンプ誌上だけで追ってる人とかよく把握できるなと思う。
ここからは気になるところ。
キャラがわらわら出てくるわりに見た目もそんなに差別化されてなくて、漫然と読んでると覚えきれない。
似たような「僕のヒーローアカデミア」は、見た目も分かりやすく違うし、名前が能力とリンクしてたりするから分かりやすいんだけどね。
そのうちディープなファンしかついていけなくなるんじゃないかとちょっと心配。
一回
七つの大罪もそうだけど、男性キャラが女性キャラにセクハラをするシーンを肯定的(? 少なくともあまり否定的には感じなかった)に描くのは何なんだろうか。
飄々としたキャラを描こうとしてるのか?
黒トリガーがそんなに強いなら、なぜ量産しないのか。遺族には名誉と財産をあげることにしたりして量産できたりしそうなもんだけど。
派閥争いがあるからって黒トリガー争奪でいきなりドンパチはじめるのは組織としてどうなのか。
読み込んでいるわけじゃないから既に答えが示されているのもあるかも。