五輪エンブレムに関して佐野氏ら8人に組織委が事前に参加を呼び掛けていたという件がNHKで取り上げられていた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150928/k10010251151000.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150928/k10010251151000.html
ブコメの中でこの件について問題ないとか保留だの一概にこの件だけを取り上げるのは~だのぐだぐだ述べる人がいた。
正直、税金を使用して行うものなのにどういう考えで許容しているのかわからない。
例えば公共工事なんかでは
一般競争入札はそのまま用件(仕様)のみを公示し、希望者に応募してもらう仕組みだ。
指名競争入札は逆にこちら側から指名した人に案を提示してもらい採用する仕組みだ。
指名競争入札は少額の報酬等で一般競争入札では人が集まらないと判断された時などに許される入札方法だ。
しばしば談合の温床になるために監査を付けるのが一般的となっている。
ここでじゃあエンブレムも指名競争入札なんじゃないの?と思った人がいるかもしれないが
今回の件は明らかに違う。
今回の件は一般競争入札の形をとっておきながら裏では指名もしていたというハイブリット(笑)な方法を使ったのが問題なのだ。
つまり、一般競争入札風の体を表向きは見せておきながら裏ではこっそり指名して入札を募集しているという明らかに透明性を欠く手段を取ったのが問題なのだ。
通常税金を使用して行われる公共事業は今までに何度も談合が行われてきたため不正が発覚した場合厳しく批判される。
「そのような」形跡が見られただけで大問題になる。マスメディアが今までにこぞって取り上げてきたのは日本人ならみんなわかってるだろう。
公共事業の除染では不適切会計が環境省公認ですが・・?