「罪悪感」てのは、自分のふるまい・行動に拠って(といっても、道徳的に良いとか悪いとか関係なく)周囲の協力を得られなくなった、受け入れられなかった、ハブにされたときに感じるやるせなさだ。
「罪悪感」は道徳と結び付けられていることに世間の定義ではなっているが、そうした関連もなく植えつけられていることもあるだろう。
立派な子供も、ふざけた親・教師・同級生らのせいで罪悪感だらけで疲れ果て。一方で、まわりに相当迷惑をかけていながらも、ちやほやされていつもごきげんな人も。盗人猛々しいとか、憎まれっ子世にはばかるとか、いい人は早く死ぬとか、そんな類じゃないかな。
裏を返せば、個人が持つ贖罪意識と、その人物がまわりに与えてきた被害の量とは、案外関係がないのかもね。
よくわからないけどいつも何だか責められているような意識を持っているあなた、大したことないんだよ。あなたの生い立ち上、まわりが冷たくて非協力的な輩が多数だったってことかもよ。で、そんな中でも、自分に味方してくれた人もいると思うんだよね。そういう人を思い出すだけで、少しは休むことができる。