まず内容がよくない。
1.自己犠牲
2.勧善懲悪
3.暴力
明確な悪が存在しそれを懲らしめる絶対的な善性が存在すると刷り込むなど価値観の多様化したグローバル時代において害悪でしかない。
こんな映像を子供に見せ続ければ「この世は力あるものが善悪を決めるのだ!強い側が正義!」という歪んだ思想に支配されてしまう。
自己犠牲をこよなく愛し、絶対の正義を信じ、己の力こそが善悪を決めると信じるケダモノに育った我が子など誰が夢見るのだ。
擬人化された象がカレーパンマンの吐瀉物を頬張るホモセクシャルとスカトロジーの暗示映像などよりもよっぽど子供に悪影響を与えるだろう。
この歌は聞くものにこう問いかける「何のために生まれて、何をして生きるのか」そしてこうつなぐ「答えられないなんて、そんなのは嫌だ!」。
ふざけるな!!!!!
こんなくだらん歌詞はピーターパンシンドロームのアラサーロキノン野郎が公園で弾き語りしていれば十分であろう。
子供はただ生きればいい。
流されるままに生きることしか出来ないのが子供の不幸であるが、それが人生の理由を探し求めることによって解消されることはない。
流されるしかない己と、そこに意味を見出そうとする自分、ダブルバインドで真っ二つに引き裂かれて自己分裂を起こすだけだ。
夢や理想や生きる意味など、誰に問われることもなくいつの間にか持っていた物だけが真実なのだ。
人に答えを求められて生まれた夢など大抵が強がりのこじつけであり、自分を縛るだけの純粋なまでの呪いだ。
生きる喜びなどを子供の前でわざわざ歌うのも許せない。
そんなもの、生きる悲しみや死の恐怖に襲われた大人だけが感じるべきものだ。
くだらん!!!!