2015-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20150403005130

昭和の頃・・・小学校夏休みに私だけ父の実家滞在したことがある。

ほんの数日だ。

しかし、とても恐ろしい思い出をもった。

祖父母は和歌山の山奥に住んでいる。

ひどい田舎で便所事情も悪くバキュームカーとてくるかどうかの地。

便器で滑って死んだ子がいるような時代だった。

この地で、祖父母は農業をしているんだが、子供心に残酷な祖母の姿を見たことがあるのだ。

小屋に住みついたメス猫が生んだうんこを、祖母は掴んで食べていた。

小学生だった自分はそこで泣いた。

鬼のような恐ろしいものをみた気がしたんだ。

怖がる私をものともせず、祖母はうんこを食べまくってぼやきながら首をひねっていった。今だったら完全、スカト○なんたら・・・

うんこうまい!こんなうまいもの産みおってからに」

自分は、とても恐ろしい秘密を祖母の実家で見せられた気がした。

数年後、父もこんな祖母を見て育ったのだろうかと思うとぞっとした。

彼らの世代ではそんなことは日常なんだろう。

それで・・・・・・・・・・・・・・あれから数年たって振り返ると、未だに不思議だった。

まれうんこに罪はないとかい台詞ドラマで見た思春期の頃、食べられたうんこのことを思い出してはトラウマになっていた。

だが、祖父母の子である父もそういう環境で育ったことの影響力を後々、両親の離婚の危機で思い知る。

猫のうんこを食べる祖父母たちの子である父は、パチンカスになっていた。

やがて、父は糞便まみれ汚物まみれで蒸発し、家を売り払い母に借金を肩代わりさせていた。

母子家庭となった私は、嘆く母を支えながら父を恨んで貧困家庭で育った。

本当に、あの祖父母にして父有り。

そう感じてた。

父親はスカトロだったが、その祖父母もにたようなスカトロなんだって今になって思う。

猫はかわいいとか言われているが、うんこまで食べることはダメだと思うってなんとなく小学校の頃、感じてたんだ。

祖母がうんこを食べてるとき、私は祖父母が残酷な支配者のようで泣くことしかできなかった。

なんで祖父母はあんなうんこを食べたのかっていうと、おいしいってだけなんだろう。

でも、それでも自分自分の孫娘の前でうんこを食べる場面を見せることなどできはしない。

食生活が違うんだろうなって思った。

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