平成生まれの人たちは、そういうあたりもうわかっていると思うのですが、どうやら転職がんばってる90年代世代あたりがまだ目が覚めていないようなので、念のために書いておきますね。
「自由な社風」
なんて会社は存在しませんし、もし求人広告に書いてあったら全力で逃げ出してください。
もし、自由な社風なんて広告があっても、そこで語られる自由は、事業主の考える「自由」でしかないのです。
だったら、社長いわく「俺の考えうる中での自由な社風です」と言えばいいのけど、「自由」とかって平気で求人で言えちゃう経営者ってのは、要するに自由の意味を突き詰めて考えてないってことを正直に白状しているわけです。
特に、社長の前歴が、それなりに堅い会社のサラリーマンであった場合、「俺の考える自由」=「自由」となっていて、実は自分がそれ以外の「にほんのかぶしきかいしゃ」における暗黙のルールへはキッチリと型に収まっているので、生半可に「自由な社風の会社」だと思って入社するとひどい目にあいます。
仮に優秀な参謀さんがいて「社長はああ言ってるけど実はこうだから」と言ってくれればいいですが、それは入社前にはわからないですよね。
だから、さっさと逃げましょう。