友人M、友人Bと三人でもつ鍋を食いに行き、締めに雑炊を食べることになり、店員さんが「ご飯」と「卵」を持ってきてくれた。
そこで、普段料理をしたことがない友人Mに、任せた!と言って雑炊を作ってもらうことにした。
まずは、異常に細かく火の強さを調整した。
次に、ご飯を投入するのかな?と思ったら、なぜか投入しない・・・
M「これ、入れればいいの?」さすがに痺れを切らしたもう友人Bが、「スープこんなに残っているのに、取らないの?」と言ってスープをすくい出した。
ぶっちゃけ俺は、スープの量が多い汁だくの方が好きなのだが、そのまま見守った。
そして、ようやくご飯投入!
さあ、次は玉子だよ!と思ったのだが、なぜか様子がおかしい。全くMは動く気配がないのだ。
正確な時間は計ってないが3分ほど経過して、ついにMは動いた。
「完成です!」
この時の衝撃は過去に経験したことがない、ディープインパクトというかカルチャーショックとはまさにこういうことなのかと思った。
さすがに一緒に驚いていたBが、「た、たまごは?」と聞くと、Mは「入れない!」再び俺にディープインパクト。
いやさ、100歩譲って「玉子を入れない派」なのはいいんだけども、なぜ事前に確認しないだ?
普通、玉子を一緒に持ってきたんだから、入れるのが前提で、仮に「入れない派」なら「入れない派だけどいい?」とか一言聞くものじゃないのかな?
これは俺の考えがおかしいのかな?
ちなみに彼の年齢は34歳で、34年間ずっと実家におり、家事というものは一切したことがないらしいです。
俺も色々な店で鍋を食ってきて締めに雑炊の経験があるが、「玉子を入れない派」には初めて遭遇しました。世の中には「入れない派」はどのぐらいの割合でいるのか、とても気になっています。