2014-12-25

1人のクリスマス・イブから、みじめさにしっかり浸る

テレビを消すと、静かな夜だ。前のカラオケスナックからも、今日は何も聞こえない。犬の鳴き声だけ聞こえる。

まりにも静かだから、あえて、youtubeクリスマスメドレーを聴く

恐らく幼稚園くらいのころ、デパートクリスマスツリーを買ってもらって、バスで家の近くの停留所で降り、両親と家路への暗い坂の獣道を歩いた、かすかな記憶

今思うと、生クリームではなく、バタークリームクリスマスケーキだったこと、

寒い朝、枕元に、クレーン模型があったこと、

デパートで、宇宙戦艦ヤマト模型を買ってもらったこと、小学校6年のとき、欲しかった腕が灰色ジャンパーを買ってもらったこと、

親とのクリスマスの思い出が浮かんだ。そんなおかあさんにありがとうを言う前に、この前死んでしもた。おかあさんに、せめて一言、「いままで、ありがとうね」といいたかった。

おかあさんに、面と向かって、ありがとう、と言ったことがあるか?「ありがとう」を求めてないおかあさんだったから、恥ずかしいのにかまけて、言えなかった。

クリスマスの夜に、1人で悶々としてる自分が、不毛なことは分かってる。みじめさにしっかり浸る日もアリかな、とも思ってる。

自分ガラクタな姿を自覚し、原点に戻って明日から、「がんばろう」とは思わないけど、なにくそ精神を復活できるかな

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