2014-10-21

夜道でスパゲッティ踏んだ

先ほど道を歩いていたら、急に足にひんやりぺたっとまとわりつくものがあった。


確認したら白く細長い麺みたいなものだったので、「誰だ!こんなところにスパゲッティを落としたのは!」と思って手で払いのけた。

そしたら、今度は手にまとわりついてきた。

それが尋常ならない粘度を持っていたので、「まままま、まさか寄生中か!!??」と夜中の道でマジほんま心底ビビってしまった。

もう訳も分からず、手についたのを必死で払い落とし(・・・でも、絡みつくばかりでほとんど落ちない!)

足のほうを恐る恐る確認したら、ゆーっくりと何やらうごめいている。

「こ・れ・は・や・ば・い」。


触るのを躊躇するほどのキモさだったが、手で取るしかない。

えいや!っと払いのけるが、手にぎゅるぎゅるひっついてくる。

訳も分からず民家のブロック塀に何度も何度も物体をこすりつけた。跡形もなくなるまでこすりつけた。

かなり焦っていた。ショックだった。


家に帰ると、やはりナメクジが通ったような後がぺったりとズボンについている。

とにかく、すぐに手と足を洗い、ズボンも念入りに洗った。

一番やっかいなのは寄生中だったりして卵が付いてしまうことだ。

しっかり洗ったあと、Google先生に聞いてみた。


どうやら、寄生中ではないようだ。サナダムシでもフィラリアでも、回虫でもないようだ。

そしてもう一つ可能性として挙がったのが、ヒル。

こうなったら現物確認しに行くしかない。着替えて、事件現場に戻った。

スマホライトで夜道を照らして確認する。

と、立派なナメクジ君を発見!いや、お前じゃない。お前じゃなくて・・・

あ、あった!細い、スパゲッティのような・・・・動く物体!う、動いているぞぞぞぞ!


よーく確認すると、動きの先端が少し丸くなっている。「ああ、こりゃヒルだわ」と、

ここまで確認できて、少しホッとした。

頭が想像より小さかったけど、自分がぶっ千切ったことで、切れた部分が再生し初めているのかもしれない。

気になったので、帰ってもう一度Google先生に聞いた。


コウガイビル」っていうのが海のプラナリアと同じ種類の動物として居るらしく、ちょん切られても再生するらしい。

あと、こいつは肉食でナメクジとかを食べるそうだ。

しかしたらあのナメクジ君を捕食中に一部を踏んづけて、

ぴろーんと足にくっつけてしまったのかもしれない。

徘徊するらしいので、みなさんも今日のように湿った路面を歩く際はご注意をば。


害はないけどね。

びっくりするよ。

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