いよいよ引越しも迫ってきて、荷造りとかしてるわけだけど、本当に気に入っていた街だったから
自分でも驚くくらい寂しい。
引越し当日はわけの分からないセンチメンタルに駆られて泣いてしまうような気がしている。
実家のある町よりも、この街で一人暮らしで過ごした時間の方が、自分としては好きだ。
10代前半の頃にも親元を離れての生活を2年間していたけれど一度たりともホームシックにはならなかった。
学生の頃に下宿していた町を離れる時も今回のような寂しさは全く無かった。
多分、この土地に住んでいた年月が、色んなものが凝縮されていたからなんだろう。
沢山悩んだし、泣いたし、怒ったし、悲しんだし、苦しんだし、笑ったし、迷走したし、遊んだし、決意もした。
そんな日々があったからこれからの生活に繋がったんだけれど、後悔もしていないけれど、
少しチクリと胸に刺さるような、愛おしいような、懐かしいような、そんな日々だった。
あと数日、宜しく。