さて、
受験生であれ留学生であれ、英単語の暗記に苦しむ人は多いと思います。
英単語の勉強というのは非常に地味で、繰り返しが多く、なおかつ忘れやすいという
しかし、語学を学ぶ以上、語彙力は多いに越したことはありません。
「あれ? これなんだっけ?」と止まる回数が少なければ少ないほどスムーズに
英文の読解、リスニング、スピーキング(英会話)を行うことができます。
英語ペラペラの人がどのように勉強したか? というインタビューで
それは、知らない単語が出てきたら調べることです。
日本語に色んな言い回しがあるように、英語にも様々な言い回しが存在します。
正直に言って、単語帳だけでそれら全てをカバーすることは不可能であり
英字新聞の読解・海外ドラマ、洋画の読解などをしつこく行ってはじめて
単語帳で拾いきれなかった細かな単語を、現地や英字新聞などで拾い上げる。
これが英語ペラペラのバイリンガルスピーカーの秘密の一つです。
閑話休題。
具体的に、どのように単語学習をしていけばよいか書いていきます。
①文章の中で覚えるタイプ
ちなみに私は①のタイプで、②の学習はどうしても受け入れられませんでした(´・ω・`;)
①のタイプの方
基本的に、文章・短文と一緒に単語を丸暗記してしまうタイプです。
文脈の中で覚えるので、単語と意味の結びつきが強く効率良く覚えることができます。
単語帳は、主にDUO 3.0や速読英単語 (1) 必修編 改訂第5版を使用します。
初心者がDUOをやると、文法がのってないので混乱します(´・ω・`;)
②のタイプの方
単語を一つ一つ丸暗記するコツコツ型です。
単語帳は主にシステム英単語 (駿台受験シリーズ)や英単語ターゲット1400(4訂版) (大学JUKEN新書)を使用します。
①、②共に勉強の仕方は、下記の通りです。
文法と単語の意味(青字になっている重要な意味だけ)を把握する。
2:もう一度長文(短文)を読む。日本語を頭の中に浮かべる。
音声に追いつけなくなったら一旦とめて、もう一度、単語の意味を把握する。
4:CDスピードに追いつけて、なおかつ意味がぱっと浮かぶようになるまで繰り返す。
余裕があれば、声に出して読む。
5:次のセクションに進む。
単語は一日2~3セクション、復習込で1日5~6セクションのペースで進めます。
(例えばセクション1~3までやったら、翌日は1~6までやる)
1週間やったら、1週間分の復習をしてください。
毎週日曜日は復習だけやる! など、復習日を決めると良いでしょう(´∀`)b
一ヶ月半で大体一冊終わります。
しかし、これで終わりではありません。
英単語帳を一周終えて、あまり覚えていないことに気付くと思います。
しかし、完全に忘れた訳ではなく、暗記はしているが思い出せない・その単語を思い出すための脳回路がまだスムーズに出来ていないだけです。
私の経験上、英語長文読解の際に、英単語帳で覚えた英単語に何度も出会う、というプロセスが重要だと思っています。
定着率が高く、見る見るうちにわからない単語がなくなっていきます。
という訳で、英単語学習と同時に長文読解もやるのが、最強の英単語学習法です。
英語長文は1日1セクションでOKです。
こちらも復習を重視にして、前日やった長文をさっと読み返すこと。
また、やり終えた単語帳をぽいっと捨てるのではなく
縦の復習を行います。
1周を終えた単語帳は、2週目をするとかなり早く終えることができます。
なので、2日で1周してもらいます。
今度は1セクションに時間をかけてはいけません。CDを流しっぱなしで1時間半で単語帳の半分を回してください。
5週くらいすると、嫌になってくると思うので、ここら辺で
熟語帳に切り替えたり、一旦別の学習をするなどしてリフレッシュします。
1週間あけて、もう一度一周。とにかく、しつこく回す(一冊を一気に読む)縦の復習をしてください。
さらにライティング(英作文)をやると、スペルの定着率も上がります。
頼めばマンツーマンで見てくれるので、ぜひ挑戦してみましょう。
読む・書く・しゃべる・聞く。
語学の基本はこの三つ!
地道な作業ですが、ぜひ頑張ってください。