2013-11-28

Windows8.1にはひどいバグがあるのでインストールしないでください

今朝の部長からメールタイトルは「Windows8.1にはひどいバグがあるのでインストールしないでください」だった。

僕は目を疑った。

部長お下がりWindowsXPパソコンを支給されてから苦節5年。

僕のパソコンは、中古Core2Duo機にwindows8という世の中の流れにようやく追いつくことができた。

妻も「おやかたさまのパソコンエイトになったのは、末広がりでめでたいですぅ」と祝辞を述べてくれた。

ほとんど使うことがないメトロ画面にいらいらしながらも僕はエイトとよろしくやっていた。

相棒のEdMaxもXPからコピーするだけで動いたし、SakuraエディタGIMPも無事に動いた。

部長が経費をケチって買ってくれないMSOfficeシリーズの代わりに入れたOpenOfficeも順調に動いていた。

8.1がストアに登場したときは、真っ先にアップデートした。

起動時にデスクトップを先に表示できるようになったので、とても満足だった。

その満足も部長からのぶしつけなメール台無しだ。

朝礼の訓示の際には、そんなことには一言もふれなかったのに急にそんなことを社内メーリングリストに発信した部長の真意をはかりかねていた。

世界天才が集まって作ったWindows8.1が、よく使うアプリケーションソリティアマインスイーパが表示されてしま部長不良品扱いされてしまったのだ。

僕の使い方では、特に不具合もなく、快適な8.1ライフを送っていた。本当に寝耳に水だ。

取引先との電話でも、8.1は重大なバグがあると吹聴していた。

どうやら、部長がPC9801時代から使っていて、win95時代に開発が放棄されてしまったお気に入りソフトが動かなくなったことが重大なバグだということがわかった。

部長電話は、無駄に声が大きく同じフロアにいる人にはみんな聞こえてしまっている。

正直なところ、20年くらい前のソフト互換性を保ちつつ、windows8まで動いていたことに感謝したほうがいいと思った。

そんなマイクロソフトさんの心遣いや無駄に長い新しいアプリOSへの移行のための延命期間も部長には無駄時間だった。

ついには、IE11不良品だと電話口で叫び始めた。

仕方なく、FireFoxChromeを使っていた僕にとっては、WEB標準に近づいた新しいIEは魅力だったのだが、部長にとっては無用長物だった。

お気に入りアダルトサイトレイアウトが崩れてしまったのだろう。

IE11が悪いのではなく、へっぽこなコーダーが作ったアダルトサイトが悪いのである

繰り返し述べるが、Windows8.1にはひどいバグがあるのではなく、部長の思い込みと個性的パソコンの使い方が問題なのである。なのである。なのである

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