近所のホールでやっていた全国うまいもの市的イベントにいってきた。
デパートでよくやっているような物産展が田舎にきましたよ的なものだ。
そこでほしいかどうかわからない人になんとなく買わせる気にする方法があることに気がついた。
1 目立つ
適当な普段着を着くるお客さんとはちがって目立つ服装がいい。それだけでも確かめにくる人がいる。
看板やディスプレイ方法も工夫の余地あり。レギュレーションの中で目立つように振舞う。
2 声かけ
バナナ売りの寅さんのごとくの流暢な売り文句まではいらないけれども、目の前を通った人には声をかける。
何があるのかを簡潔にアピールする。
それだけで興味がなかった人が小間のほうに顔を向ける。なれた人だとこのまま会話に持ち込むことができる。
「シャッチョさん!」「オジョーさん!」とか言いまくってもいい。
3 お試し
試食が中心となる。とにかく食べさせる。感想を聞く。食べてみて、買わないと悪いなと思わせたら勝ち。
伝統的な売り方なのだろうが、賑わいの中では効果的に使える技だ。
これまでの体験からするとお盆と年末の同人誌即売会でも使えた技だった。
島中のピコ手サークルさんはこれをやるかやらないかで売り上げが大幅に変わってくると思う。
実際、黙って座っているよりも、立ってお客さんと同じ目線をキープしてしらみつぶしに声をかけると面白いほど売れた。
看板や値段や商品説明をはっきりと書いたPOPも効果がある。見本誌もお試し効果が高い。
無料配布として、しおりとかラミネートで作れるグッズを配るのもよかった。
これはやっていないけど、コスプレして売るというのも目立つと思う。
コスプレできないなら、男ならスーツできめるとか、女性ならゆかたとかそんな晴れ着に近いものでもかなり効果が高いと思う。
小奇麗に目立つことが肝心だ。
ということで、売り上げを3倍に伸ばす即売会の売り子マニュアルでした。