2013-07-10

「花の●●年組」のように、同世代スターが集まる科学メカニズム

ツイッター投稿したのを再編集して、増田に載せておく。

・今気付いたが、「子役業界」って、現小学3年生、

 生年で言えば2004年生まれの比率がやけに多い気がする。

自分ドラマは見ないが、バラエティー番組(ありえへん世界とかホンマデッカTV)

 とかにたまに子役が出て、しっかりした受け答えしている。

 どうしても上の子(2003年生まれ)と比較したくなるので、

 妻に子役の学年確認したら、大体が「1学年下」との回答。

・どうしても親の立場から

 「1学年下でも、ここまでしっかりした受け答えするのだから、お前も見習え」と

 上の子に小言いうことになる。だから2004年生まれの子役の印象は強くなる。

自分の子供の比較対象になってしまうから

 「自分が個人的に2004年生まれ子役を気にするんだろう、2004年生まれ子役絶対数は多くないんだろう」

 と思っていたが、どうやら2004年生まれ子役絶対数も多そうだ。

 少ないとも「売れっ子子役」は多そうだ。

業界には「花の2004年組」という用語があるらしい。鈴木福君とか芦田愛菜ちゃんとかですな。

 他にも何人か有名子役がいるらしい。

・だが、2004年生まれが、前後年代より出生数が多い、と言うこともないだろうし、

 2004年生まれが先天的前後の学年より演技が上手、と言うこともないだろう。

 どういうメカニズムで「2004年組」が形成されたのか?

メカニズムその一。この子たちが3歳になったころ(2007頃)に、ミニバブル広告量が増え、子役需要が増えた。

 で、リーマンショック以降も子役として生き残った

メカニズムその二。学校ドラマとか撮影する際、例えば芦田真菜ちゃん主役のドラマ制作する際に、

 「どうせなら、芦田愛菜ちゃんと同じ学年の子役を選ぼう」となる。

 2003年生まれ2005年生まれでもドラマ撮影できるが、「2004年生まれを落選させてまで選ぶ」理由はない

・逆に言えば、2003年生まれ2005年生まれの子役は、

 「芦田愛菜ちゃんや鈴木福君と同学年でないため、学校ドラマクラスメイトに選ばれにくい」というハンディがある

別に視聴者から見たら、「2003年生まれでも2005年生まれでもいいじゃん」となるが、

 現場サイドだと「子役を同学年で固めた方が、やりやすい」。

 このころは1学年違うだけで先輩後輩になるから、学年違う子供が混じると、現場空気が堅苦しくなる。

 同学年で固めたら和気あいあいとなる

メカニズムその三。愛菜ちゃんや福君と共演する機会が多い「2004年のクラスメイト子供」は、

 共演回数が多い分、演技も上達していく。その結果、更に出演も増える好サイクル。

 つまり後天的に、2004年生まれ子役は演技が上手くなっていく」

・更に言えば、ディレクター側が、「2004年組の競演」と話題作りの為に、意図的に2004年子役を使ってる面もあるだろう

・ ・・・のようなメカニズムで「花の●●年世代」が形成される、これ子役業界以外にも、

 いろんな業界でも発生しているメカニズムだったりして。

  • 凄い素敵なアイデアで、これで実証論文が一本書ける。 子役が知名度の高いスター子役と共演するとそこ子役の出演数、知名度もあがるか? という社会ネットワーク理論みたいな問いに...

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