2013-07-09

日本列島ゲームMAPとしての完成度は異常


今、日本舞台にしたSLGを作っているのだが、
改めて思うのは、日本列島ゲームにした時のMAPの完成度の高さだ。

舞台中央に大きな島があり、
マップの端に大・中・小の島が1つずつというバランスの良い配置。
このおかげで、ゲーム初心者四国の小さなマップスタートから慣れてもらい、
徐々に大きな島へとステップアップしていってもらう事が出来る。

そして一番大きな本州の形は円形ではなく、南北に細長い形状になっていて、
比較的何処からスタートしても生産地(注:敵に触れていない土地くらいの軽い意味合いです)が作りやすい。
この形ならば、若干の有利不利はあるかもしれないが、
201年劉備や、Civマルチプレイパンゲアど真ん中のような
圧倒的な不利な状況にはなりにくい。

しいて言えば長野岐阜滋賀奈良あたりが
地形上厳しそうに見えるが、
長野岐阜は周りの山岳が、滋賀琵琶湖トリッキー防波堤になるため、
下手な関東平野よりも守りやすかったりする。

トリッキーと言えば、その豊富な地形変化も大きい。
こんな狭い島の中に富士山という高い山があり、琵琶湖という大きな湖があり、
瀬戸内海という内海があり、平野もあれば、樹海もある。
それが自然な形で配置されており、非常にバリエーションに富んだ舞台作成してくれている。

自然という事でいうならば気候の変化もそう。
南北に長い為、北は大雪、南は台風と、舞台によって気を配る事が違ってくる。
さら時系列でいっても夏に責めるのが有利な地域、冬に責めるのが有利な地域と変化が出て、
自分スタート地点によって千差万別の戦略必要になってくる。

しいて言えば、マップサイズにもよるが、
北海道九州四国の位置がさほど本州と離れていない為、
海戦重要さが薄いマップになってしまいがちだが、
まあ、これもマップサイズを大きくすれば、問題は解決する。

このように、日本列島ゲーム舞台としては
驚きの完成度を秘めているのだが、この地形が自然に出来たのだから恐ろしい。
マップデザイナー四苦八苦して作るマップよりも変化に富んで
バランスの取れたマップがすでに私たちの足元にあるのだ。

きっと神様は相当なゲーマーだったに違いない。

  • 都道府県大戦を思い出した。 元増田の作るゲームにも期待しておくよ。

  • でもやっぱり信長の野望では島津が断然有利なんだよなあ…

    • 島津の有利さは地理的要因の他に、 自国の初期国力がトップクラスなのに隣接国が雑魚い、 配下の将軍がかなり優秀などのチート要因があるからねぇ。 ただ、天道で観戦モードで眺...

      • 相良・肝付あたりと小競り合いして兵力を減らすも攻めきれず…みたいなパターンに入ると伸びないよね、天道の島津。

  • 元増田の話からは少しずれるけど、 ゲームとして面白い、起伏に富んだ土地というのは、 現実の世界では暮らすのに少々きつかったりするんだよね。 日本にしてもただでさえ土地面積...

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