2013年05月29日の日記

2013-05-29

児童ポルノ禁止法改正案提出のニュース

ブコメしてる人たちが気持ち悪すぎる件。

読んでて吐きそうになった。

ロリを肯定するために笑ってしまうようなめちゃくちゃな理屈こじつけている。

ブコメはてなスターを見ればロリコンたちとその考えがよく分かる。

ある種のリストになっているので必見。

http://anond.hatelabo.jp/20130529165555

日本だって大正時代あたりは、14歳あたりで結婚して、15、6歳で子どもを産んでた。出産後の死亡率が高かったのも同じ。

そのとき、そのとき、の人々が、望んだ方向に進んでいった結果、今がある。

経済的に男性依存しないと生活が成り立たないのは嫌だってのが、今、女性仕事をするのが当たり前になりつつある状態の原動力。

今の日本に、男性に隷属して生きていける女性が何割いるんだ? 皆無じゃね?

発展途上国女性たちには「こっちにこーい」と言いたいね

http://anond.hatelabo.jp/20130529224629

あのさー

ただ、それもどうかなぁと思いつつ、エロマンガ家の職業倫理として、

書く以上は正確な性器を描写すべきだと思っていて、

となると必然的に医学書もしくは児童ポルノを所持せざるをえないよな、と。

エロマンガ家を犯罪者にしたいのね。

職業倫理とか矜持とか、かっこいい言葉を持ち出して。

ずるい。

http://anond.hatelabo.jp/20130529230131

サイモン・シン氏推しな人とは無言でジョッキを掲げることにしている。今宵もうまい酒が飲めそうだ。

読んでそうな人が多いって見立てに関しては、自分に関する限りあってる気がする。

元増田が紹介した本で、私が読んだことがある本はサイモン・シン氏(青木薫さん訳)全てと、一九八四年と、将棋の子と、ご冗談でしょう、ファインマンさんと、

星新一 一〇〇一話をつくった人、それにパタゴニア、心地よく秘密めいたところ。

書評馬鹿なので、「白鹿亭綺譚」、「人間安全保障」も読んでたら一緒に紹介してほしい。

http://anond.hatelabo.jp/20130529230305

こんなにもデジタル時代からなー

コピーなんていくらでも作られてしまうよ。

視聴されることが被害者苦痛と結び付けられてしまうと、手も足も出せないっす。

でも本当に、被害者苦痛って児童ポルノを視聴されることなの?

製造過程にあるんじゃないの?

  

単純所持って、持っているだけで問答無用逮捕からね。劇薬みたいなものだよ。

キャッシュファイルとか迷惑メールとか、或いは全くの冤罪とか。

やろうと思えば、技術的なハードルは高くないと思う。その方面をどうやって手当てするのさ。

  

今までは被害児童ケアの面で遅れているところはあると思うんだ。

から個人的には、身体的精神的な治療というのか、サポートもっと必要だと考えている。

単純所持規制は反対。

現行法や改正案では、定義趣旨あいまいで、恐ろしい。

http://anond.hatelabo.jp/20130529231156

根本的に間違ってるから

何が? って? 「お正月」とか「お盆」とか「GW」とかに休みたいんなら、「鉄道会社」って選択は、そもそも「無し」でしょ。

言っとくけど、デパートとか遊園地とかホテルとか、その他「年中無休」の会社と「休日が稼ぎ時」の職種は無理だからね。

病院勤めのお医者さんとか看護師さんも、似たような勤務体系だよね。

転職するのはいいけど、同じ間違いしないように気をつけなよー。

PATMについてあなたはどれくらい知っているだろうか

PATMとは、人にくしゃみや咳、鼻水、目の痒み、目の痛みなどアレルギー症状を与えてしまう体質のことを言う。

PATMの体質の人がその場にいることによってこのようなアレルギー症状を他人、自分自身に与えてしまう。

こうしたPATMという症状そのもの日本ではあまり知られておらず、海外ではPATMのフォーラムがあるなど、

かなり充実している。

こうした中、私はもっと多くの人にPATMについて知ってもらいたいと思ってここに書くことにした。

なぜならば、私自身がPATMの体質を持っていてまわりの人に咳き込みを与えてしまっているからだ。

PATM自体、ずっと前から認識していたわけではなく、周りの様子などから自分が何か物質を発していると感じた

ことから2ちゃんねるなどでいろいろ調べた結果、自分自身がPATMであるという認識に至ったのだ。

私自自分がPATMであるという認識を持ったのは2012年12月ぐらいだろうか。

現在、私はアルバイトをやって生活しているが、その当時は専門学校生だった。

二年制の専門学校だったが、留年までしたにもかかわらず卒業できずに終わってしまった。

学校に入ってからというもの学校苦痛苦痛でたまらなかった。 そんな苦痛学校生活

続いたからだろうか。 ストレスさらされていたんだと思う。

完全な憶測ではあるけれど、ほとんど毎日通わなければならない学校苦痛が生じて

それがストレスで3年も通った結果、体の異常が出てPATMを発症したのかもしれない。

また、お酒毎日飲んでいた習慣もあったため、それも影響しているかもしれない。

そして最近ではPATMのせいで電車に乗れなくなったり、普段みんなが行っているショッピング

だってできていない。 自宅からアルバイト職場までの道を行き来するだけの生活

半年以上続けている。

いずれにしても何が原因でこうなったのかいまだにわかっていない。

どうやったら解決に至るのかもわからない。

医者に行こうと思っても専門の医者もいない。

一度、ニオいの専門家である五味クリニックの五味先生のところへ行ったことがあるが、

咳き込みなどは気のせいだといわれてしまった。 気のせいであれば、僕のまわりで

あんなに咳き込まれるのは何故だろうか。。

結局のところ先生先生では解決できない問題なのかもしれない。

それくらい原因を特定することが難しい病気なのだ

あなたの周りに同じような症状を持った人はいないだろうか。

いるとすれば、その人はおそらくPATMだろう。。

原因究明のために是非一般の方々の力を貸していただきたい。

そして多くの人にこの体質を知ってもらうことによって解決しようとする動きが

出てくることをPATMの人たちは期待している。

どうか、僕のように困っている人に希望の光を与えていただけないだろうか。。。

http://anond.hatelabo.jp/20130529231156

あれ?駅業務はほとんど契約社員で、

現業採用になった職員のほとんどは運転手にさせられるって(2,3年前のJRの説明会で)聞いたんだけど、

なんで運転手にならなかったの?

五金騒動の目的



154 ソーゾー君 [] 2013/02/07(木) 18:30:31 ID:D1wsiZ7E Be:

お前、最初は一人と言ってたのに何で主張を変えるんだ?

百式ブログにそこら辺の纏めがあるから読めアホ・・

五金は全てが白じゃねーよ?五金の内の1~2名が小吹=独立党に取って邪魔だった。

その1~2名の排除の為に両建てで工作をした。


「金返せ~」と言った奴は小吹の仲間。

五金全員が白だとコントロール出来なくなるだろ?

コントロールするためにサバタイ送り込んで五人じゃないのに「五金」にしたんだよ?

お前のように主張に一貫性の無い奴を俺が信用すると思ってんのか?

工作員は一人と言ったのならそれを貫けよ?

根拠がないなら語るな間抜け・・


俺に指摘され教えられて「そーかー知らなかったw」と一言でも言うなら工作員認定はするな間抜け。

調べて分析して深く考慮してから発言しろよ?

根拠がないなら主張が変わるんだろ?







原子力発電所

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1358943673/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

ビッグデータって言葉を使いたいだけだろ

ビッグデータって言うとかっこいいと思ってるんじゃないの。

何年か前のパンデミックみたいな。

多用しすぎと思う

http://anond.hatelabo.jp/20130529222146

冒頭の発言が最高にクソなのもそうなんだけど、俺が一番いらっと来たのはこれ。

tm2501

尺稼ぎの多い映画だよなぁ…純粋家族ものやれば、魅力が伝わるし見るべき人が観るのに、ポップに書きすぎて誰に見せたいかが見えなくなってる。好きなのに、好きじゃない部分が多すぎて、純粋に好きになりきれん。心理表現として面白いんだけどもね…死角が多すぎる

俺はサマーウォーズって映画のシーン構成については必要最小限で最大限の効果を上げてると思ってる。

青二才はまだ削れると思ってるらしいが、それが具体的にどこなのかはともかく(←これもそこまで言うなら書けと思うが)俺はどこを削ってもかなり味気ない映画になると思う。金曜ロードショーで少しカットされたバージョンを見ても思った。

で、そこはまぁいいとする。青二才主観だし。

でも

見るべき人が観るのに、ポップに書きすぎて誰に見せたいかが見えなくなってる

これはねえよ。

だってサマーウォーズって興収17億だぜ。

青二才の言うようにポップさを削ったら確実に客減る。それ以上に絶対つまらなくなる。

それでも構わないってんなら、それはお前自分でカネ出して作れやって思う。完成品にケチ付けるんじゃなくて。

てか「見るべき人」って誰だよ。俺はその中に青二才が入ってるとはどうしても思えない。

あとはもうなんか「サマウォ実況してる俺カッケ―」みたいなことしか言ってないように見えた。

的外れというより、そもそも的狙って打ってないから当たりようがない感じ。

独立党の掲示板や会員の管理権はコシミズにはない



130 ソーゾー君 [] 2013/02/04(月) 00:01:33 ID:UmWaahtU Be:

独立党を設立したのは小吹だぞ?

独立党のNo.1は小吹だぜ?

お前らは知らんかもしれんが昔はコシミズと独立党は別組織独立党は単なるコシミズの後援会だぞ?

独立党のNo.1は小吹だよ間抜け・・親子丼掲示板も小吹管理


独立党会員の管理も当然、小吹なのは解るよな?

アホの五金はこの事を知らないか掲示板や会員のパスワード変更を小吹言わずコシミズに相談し変更して騒動が起きた。

コシミズと小吹はこれを「小吹に一任した」と言っているが設立経緯を知ればこれが嘘だと解るよな?

独立党の掲示板や会員の管理権はコシミズにはない。








原子力発電所

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1358943673/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

まねして本の紹介 その1

http://yuma-z.com/blog/2013/05/student_books/ という人のエントリを見て、自分も(学生じゃないけど、)読んで楽しかった本をまとめてみたくなった。

この長い本の紹介を読んで、読んでくれる人や、ほかにおもしろい本を紹介してくれる人が続いてくれたら自分はうれしい。まだ微修正中で、加筆・修正するかもです。

これから紹介する本の順序について、あまり意識していないけれど、なんとなく読んでいる人が多そうな順。下に行くにつれて、読んでいる人が少なくなっていくと(書いている自分は)予測してます

このエントリで紹介するのは以下の本です。つづきは http://anond.hatelabo.jp/20130530045256 で。

火車

宮部みゆきさんの小説。一人の女性が婚約後にいなくなってしまう。主人公はその女性の捜索を頼まれて、懸命に消息を追う。そして、調べていくうちに、現代資本主義社会の底しれぬ闇が見える――。

とても有名な作品で少し前にテレビドラマにもなったようだ。物語の始まりが冬の寒い時期のせいだろうか、自分は冬の時期に読みたくなる。三日間くらいで読了できるとおもしろさが持続すると思う。

読まれる方は、Wikipediaのあらすじにネタバレの要素があるので注意されたい。Amazon書評にも、ややバレる要素があるかな。この小説についてはあまり詳細について語ると魅力が半減してしまう気がする。読まれる方はできる限り事前の情報収集を避けて読んでください。

フェルマーの最終定理

1995年にそれまで350年にわたり証明されなかったフェルマー予想が証明された。そのフェルマー予想をテーマにしたノンフィクション。著者はサイモン・シンさん。翻訳は青木薫さん。

著者のサイモン・シンさんはこの後紹介する「ビッグバン宇宙論」においてもそうだが、説明がとても丁寧だ。わからないことを教えてもらおうとして、わかっている人に聞いたときに下手な比喩でたとえられて、全くわからないという経験をした人は自分以外にも大勢いるだろう。サイモン・シンさんの比喩はわからないという気にならない。なぜなのだろうか。

数学テーマにした本なので、数学が嫌いな人は手に取ることもないかもしれない。しかし、そういう人もぜひ読んでみてほしい。というのも、この本は数学の「問題そのものを解く」ということが主題ではないから。むしろ数学の問題はどのように生まれるのか、それを解こうとして350年にわたり数学者たちがどのような試行錯誤を続けていったのか、そのもがき苦しんだ歴史の本だからだ。

海外の本はしばしば翻訳調とでもいうべきか、文が堅く読みにくい感じがすることもあるけれど、この本はとても翻訳が丁寧で読みやすい。青木薫さんのすばらしい仕事だ。

自分は単行本ハードカバー)で読んだ。文庫版だと新しい翻訳者あとがきなどがついているかもしれない。

一九八四年

ジョージ・オーウェルが書いた小説ユートピア物質的・精神的に豊かになる、健康長生きできるといったような人間社会幸せで良い方向に向かう社会小説の反対、ディストピアを描いた小説

ここまで暗く描かれるとむしろ読む方の気分は明るくなるような、そんな気にすらさせてくれる小説。ただし、それは読後の感想であって、読んでいる最中は暗いままだけれど。

村上春樹さんの1Q84はもしかしたらこの小説に関連があるのかもしれない。今ググったら、どうやらそうらしい。自分は村上さんの方は読んでいないので何も言えません。(すみません

この小説が書かれた時期も意味があるし、この小説の中で登場するニュースピークという言語体系の設定は、そもそも言葉とは何なのかを考えるきっかけにもなるだろう。

火車と同じくWikipediaはあまり見ないで読み始めた方がよいだろう。

将棋の子

大崎善生さんの小説純粋小説というよりも何割かはノンフィクションかな。

自分は将棋のことは駒の動き方くらいしか知らないのだが、羽生善治さんやほかにも何人かくらいは将棋指し(棋士)の名前を知っている。この棋士の方々は、奨励会という将棋プロ養成する機関の中で勝ち上がってきた人たちだ。勝ち上がってきた人は晴れて棋士になるわけだが、では、「敗れ去った人たち」はどうしているのだろうか。その人たちをテーマに据えた小説だ。

この小説はけっこうずしりとくる。最初に挙げた宮部みゆきさんの「火車」は小説範疇ということもあるせいか、なんとなく怖さを感じることはあるが、現実的な切実さ、哀しさまでは感じないかもしれない。この「将棋の子」は、何かを一生懸命やってうまくいかなかった人の哀しさがよくわかるし、そういう体験をしてきた人(あるいは今そういう一生懸命何かに取り組んでいる最中の人)にはこたえるものがある。

冗談でしょう、ファインマンさん

ファインマンというアメリカ物理学者自伝エッセイ集。著者はリチャード P. ファインマンさん。翻訳は大貫昌子さん。この本もすばらしい翻訳だ。

エッセイ集ということもあって、好きなタイトルから読み始めることができる。エッセイ集なんてつまらんだろう、などと思っている人は読んでみてほしい。物理学者とは思えない言動の数々と、物理学者からこその言動が少々。そして、その間に驚かされるような洞察が垣間見えるのだ。場合によっては論語みたいな読み方もできるかもしれない。

全般に明るく楽しく描かれているけれど、これは意図的なものだろう。第二次世界大戦のロスアラモ時代には、自分の心にとどめるだけの悲しい出来事も数多くあったのではないか、と自分は想像している。

最後の「カーゴ・カルトサイエンス」の節はできれば最後に読んでほしい。この節だけは特別だ。物理学がわかれば、もっとファインマンさんのことをよく知ることができるのだろう。それができないのは残念だ。

プー横丁にたった家

プー横丁にたった家」は「くまのプーさん」の続編だ。「くまのプーさん」というと、単なるハチミツが大好きな黄色っぽいクマだと自分は思っていた。そうではなかった。

この本は子供向けの童話だと思われるかもしれないが、読んだことのない大人の方も読んでみてほしい。自分も大人になってから読んだ。著者はA.A. Milne。翻訳は(童話ジャンルでは高名な)石井桃子さん。

プーさんはもともと、著者が自分の息子に聞かせるためのお話だったようだ。こんな話を子供時代に聞かせられたらすごいことだ。

ところどころでプーさんが代弁する著者の考え方は、Amazonレビューにもかかれているけれど中国の思想家のような、どこか超然としたところがある。このクマがほかの動物たち(と一人の子ども)に向かって話しかける姿が良い。それとプーさんと行動をともにするコブタピグレット)が健気だ。自分は大人になってから読んだせいか、出てくる動物たちの役割に目が向いた。すなわち、物語の筋よりもおのおののキャラクター人間のどういう面を強調したものなのかを考えてしまいがちだった。子供の頃に読んだならば、もっと無邪気な読み方ができただろうと思う。

ビッグバン宇宙論

サイモン・シン氏の2作目の紹介になる。翻訳も前に紹介した「フェルマーの最終定理」と同じ青木薫さん。(本自体は「フェルマーの最終定理」→「暗号解読」→「代替医療トリック」(共著)→「ビッグバン宇宙論」、で四冊目だ)

大人になるにつれて、子供の頃に「なぜだろう」「どうしてだろう」と単純に不思議に思えたことへの興味がだんだん薄れていくと思う。すくなくとも自分はそうだった。どうして鳥は飛べるのに人間は飛べないのだろう、なんでお風呂に入ると指がフニャフニュになってしまうのだろう、どうしてテレビは音が聞こえたり絵が見えるのだろう、泥だんごはうまく丸くなってかちかちに固くなることもあるけど、そうでないこともあるのはなぜだろう、カブトムシはかっこいいけど、クモはすこし気味が悪いのはなんでだろう…、などなど。

そういう疑問の中で、人間がずっと追いかけて考えてきた疑問の一つが「この人間が生きている空間はどういうものなのか」だろう。その考え方の歴史をまとめたものがこの本だ。この本をひもとくと、この百年の間に予想もし得ないことが次々に見つかったことがわかる。ビッグバンという言葉ほとんどの人が知っていて、宇宙は一つのから始まったと言うことは知っているだろう。意外に思えるけれど、今から百年もさかのぼれば、ビッグバンという言葉すらなく、そう考えている人も科学の世界において異端扱いされていた。

宇宙論という非常に大きなテーマを扱っているため、「フェルマーの最終定理」よりも分量があって読むのが大変かもしれない。ただ、自分が読んだ単行本ハードカバー)には各章にまとめがついていて、おおまかな筋はそこを読めば追えるように配慮されていた(これはうれしい配慮だ。)文庫版のタイトルは「宇宙創成」のようだ。

読み終わったら、ぜひ上巻のカバーと下巻のカバーのそれぞれの色に着目してほしい。

モンテ・クリスト伯

今まで見てきた本を読むとわかるかもしれないが、あまり自分は昔の小説を読むことがなかった。一つには風俗文化が違いすぎて、いまいちぴんとこないからだろうか。そう思って昔の小説を読むことがほとんど無かったけれど、このモンテクリスト伯おもしろかった。著者は三銃士でおなじみのアレクサンドル・デュマ。翻訳は竹村猛さん。自分は上に挙げた岩波少年文庫版を読んだ。

復讐劇の代表的な作品だそうだ。「それってネタバレでは?」と思う方もいるかもしれない。そうと知っていてもやっぱり楽しい。引き込まれるようなおもしろさがある。

少し前に「レ・ミゼラブル」が映画になって、そちらの原作も良かった。境遇何となく似ているのだけれど、「レ・ミゼラブル」が愛の物語なのに対して、モンテ・クリスト伯純粋復讐劇だ。その痛快さ。モンテ・クリスト伯超人的な活躍が楽しい

自分はまだ一回しか読んでいないせいか、下巻の最後の方のあらすじはうろおぼえになってしまった。もう一度読む楽しみが増えた。今度は岩波文庫版で読もうかな。

喜嶋先生の静かな世界

森博嗣さんの小説。もともと「まどろみ消去」という短篇集の中に「キシマ先生静かな生活」という短編があって、それを長編ににしたものだ。

(科学系の)研究者世界とはどういうものなのかを丹念に追った小説であり、若干の事実が含まれているのかな?と思っている。森博嗣さんは某大学研究者であった(今では退職されたようだ)人で、その知見がなければ書けない小説だろう。

Amazonレビューを見たら、「自分には残酷小説だった」というレビュー内容もあった。自分は、心情、お察しします、という気持ちだ。ただ、主人公は喜嶋先生と出会えたことは僥倖だったに違いない。この小説の中で登場する喜嶋先生名言は、本家よりもむしろ心に残る。

自分の中では「将棋の子」と双璧をなす青春小説だ。

謎のギャラリー

北村薫さんが選ぶミステリーを中心とした選集。あるテーマを設定して、そのテーマの中で北村さんが編集者と対談形式でさまざまな物語を紹介していく形式だ。テーマは「リドルストーリー」であったり、「中国の故事」であったり、「賭け事」であったりと様々だ。

編集者との対談は実際の編集者ではなくて、北村さんが頭の中で生み出した架空の「編集者であるけれど、この対談がとても読んでいて楽しい気持ちにさせてくれる。いろいろな本が紹介されて読みたくなる。そういう罪深い(?)本だ。これを元に幾冊か叢書が組まれた。

その叢書の中で、自分が気に入ったのは「私のノアの箱舟」と「なにもない猫」だ。このシリーズはまだ全部読んでない。だから、気に入ったものは変わるかもしれないし、増えていくだろう。

自分は中国の故事や旧仮名遣いの本は読みづらく感じてしまうので、「真田風雲録」は読めないかもしれないなあ。

伝記世界を変えた人々 (いろんな人の伝記 図版が多く読みやすい)

海外の人を中心にした伝記シリーズ。主に子供を対象としているためだろうか、シリーズ全体として、文は平易で図や写真を多用している。そう書くとありきたりな伝記に思われるかもしれないが、装丁、ページの中の文と写真の配置の良さが際立つ伝記集だと思う。

全体として、割とマイナーな人も取り上げていたりするし、平和に貢献した人たちを取り上げている点も特徴だろう。気になった人がいたら、その人を読んでみてほしい。

星新一 一〇〇一話をつくった人

星新一は、多くの人がショートショートと呼ばれる一連の作品群で読んだことのある作家だろう。その人の評伝だ。著者は最相葉月さん。

星新一さんはその作品を読むとところどころに冷徹さが垣間見える。その冷徹さがどこから生まれたのかがわかるだろう。もともと幸せ境遇に生まれ育ったが、途中からどうしようもない災厄に見舞われるからだ。それだけが冷徹さの理由ではないだろう、ほかにもこの本を読めば思い当たる点がいくつかある。それらも書くと紹介としてはやや度が過ぎるのでやめておく。

最後の方で著者は有名な芸能人にもインタビューする機会を得て、実際に星新一さんについて尋ねる。そこも印象に残る。その芸能人はちょうど星新一さんの逆の人生をたどるような状況になっている。

自分はこの評伝を読んで、がぜんショートショートに興味を持つようになった。

リプレイ

SF小説はあまり読んだことがないのだけれど、この小説は良かった。著者はケン・グリムウッドさん。翻訳は杉山高之さん。

SFのよくある設定として、「もし過去に帰ることができるとすれば、その人の人生はどう変化するのだろうか」というものがある。その王道設定を利用して、すばらしい小説になっている。

この小説が書かれた時代1988年なので、やや風俗文化の描写が21世紀の現代と比べて現実離れしている点があるけれど、それを差し引いてもすばらしい小説だ。

まりあらすじをかかない方がよいだろう。http://anond.hatelabo.jp/20130530045256 で紹介する「心地よく秘密めいたところ」と全然違う話なのだけれど、自分には似たものを感じる。

自由への長い道

この本は近年読んだ中で最も良かった。

自由への長い道は南アフリカ共和国アパルトヘイト人種隔離政策)が撤廃されるまで闘った人々のノンフィクションだ。著者はネルソン・マンデラさん。翻訳は東江一紀さん。

アパルトヘイトという言葉とその意味何となく知っているけれど、それが具体的にどんなものかを説明できる人は日本の中で多くないのではないかと思う。ネルソン・マンデラさんとその仲間たちは、それをなくそうと政治活動を繰り返す。そしてその度に時の政府の激しい妨害に遭い、その結果そういったグループを作ること自体が違法になり、グループの首謀者たちは収監されてしまう。そこからが圧巻だ。

いかにしてそういう逆境の中で自分の政治信条を保ち続けるか。自分たちの仲間を増やして支持を広げていくか。そして時の権力機構に対して、アパルトヘイトの「非道さ」をアピールし、撤廃にこぎつけるか――。

仲間の反乱分子スパイへの対処国際社会へのアピールなど、常人には思いもよらない方法アパルトヘイト撤廃に向け前進してゆく。ところが、前進したと思ったら後退したりすることが何度も繰り返されるのだ。

この本はネルソン・マンデラさんがアパルトヘイト撤廃後の大統領に選出された直後に出版された本なので、結末に近づくにつれてかなり筆が鈍って、慎重な言い回しが増えていく。現在進行形のことを縷々書くと信用問題になるからだろう。それでもこの本は読んでいて楽しい

この本を読んだ人は「ネルソン・マンデラ 私自身との対話」もぜひ読んでほしい。自分もまだ途中までしか読んでいないが、より素直なネルソン・マンデラさんの言葉と考え方がわかると思う。(「自由への長い道」についての言及もある。)

ほかにも映画インビクタス」や、「マンデラとデクラーク」など、映像作品もある。後者の「マンデラとデクラーク」は「自由への長い道」と同じテーマだ。ついでに、youtubeにあった国連広報映像日本語訳付き)もリンクしておく。


つづきは http://anond.hatelabo.jp/20130530045256 で。

週刊金曜日ミャンマー密入国の手記を載せてるぜ?



127 ソーゾー君 [] 2013/02/03(日) 23:46:39 ID:0K58/.DU Be:

お前アホだろ?

から取り込まれたのは五金。(五金騒動後)

独立設立後に取り込まれたのはコシミズ。

小吹は生粋だよアホ・・少なくとも独立設立以前から工作員だよ・・

週刊金曜日ミャンマー密入国の手記を載せてるぜ?

それ等の分析は旧百式ブログに纏めてある。


小吹はかなりヤバイ奴だから注意しろよ?

「アイツは少し飛んでる・・ブレーキが効かないキチガイ

嘘がばれてまた嘘付いて理論破綻したら削除とか正気の沙汰じゃないことを普通にやるからな・・







原子力発電所

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1358943673/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

慰安婦がいたことを否定しているのはただの馬鹿なんだけどなぁ。

少なくとも戦前には「慰安婦」ってのは合法だった。

「軍に連れ去られた」とかその手のが気になるって話なんだよね。

で、そうなるときちんと精査する必要があるわけで。

年齢があやふやって事は、「慰安婦であった事」は嘘ではなくても、他の証言の信頼度は落ちるだろうって話なんだよね。

強制連行された年が不明って事は、それ本当に「日本軍だったの?」とか。

 

http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007159

2013年5月25日 19:50

 始めにマイクを握ったのは金福童(キム ボクトン・88歳)さん。金さんの次に吉元玉(キル ウォノク・86歳)さんが話した。金さんは自らの体験を詳細に、吉さんは自らの体験には触れずひたすら平和世界遍在する戦時暴力に対する解決を訴えた。

 「満14歳の時、軍需工場に行くと言っていたのに、着いたのは日本ではなく戦場、遠い暑い国だった。そこで私は日本軍奴隷となった。台湾を始め、中国の広東に着いた時は陸軍軍医が身体を調べた。そこでは何人入るのか知っていて、私達の部屋が用意してあった」。

「満14歳」

ここだと年齢は88歳か。

 

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-20_49450

 旧日本軍慰安婦」で韓国人の金福童(キムボクトン)さん(87)が18日来沖、西原町内で大学生らとの交流集会に臨んだ。その後の記者会見などで金さんは、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の一連の慰安婦発言を批判し、謝罪を求めた。

 

 金さんは14歳のころ、旧日本軍に「軍服を作るために日本へ行く」と日本統治下の韓国から連行された。アジア各地の前線を転々とし、8年間、「慰安婦」を強いられた。

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-20_49447

 「国家による性暴力に遭い、人権を踏みにじられた少女のことを知ってますか」。韓国人の元「従軍慰安婦」、金福童(キムボクトン)さん(87)が、舞台の上から慰安所」での生活を語り始めると、会場は静まり、地をたたく雨の音が響いた。

 

 金さんが14歳のころ旧日本軍に連行された場所には、複数の部屋を備えた慰安所があったという。金さんは「日本政府民間人慰安所をつくったとしているが、(戦時下の)民間人があのような慰安所を準備できただろうか」と軍の関与を指摘。「日本政府うそをつかず、公式に謝罪してほしい」と訴えた。

「14歳のころ」

年齢が87歳か。先の88歳が数え?

 

あと名前でチェック

元日本軍慰安婦・金福童さんの実名記録が発見

 生存する日本軍従軍慰安婦被害者実名記録が初めて発見された。

 韓国挺身隊研究所カン・ジョンスク研究員国家記録院の軍人軍属資料を調査途中、従軍慰安婦被害者の金福童(キム・ボクドン)さん(79)の実名記録を発見したと11日、明らかにした。

 名簿に記載されている金さんの本籍や生年月日などの内容が挺身隊研究所1997年に発行した『強制連行された朝鮮人慰安婦たちの証言2集』に収録された金さんの証言と一致するという。

 今回発見された軍属名簿は、1947年9月作成されたもので、「第16軍司令部同直轄部隊朝鮮人留守名簿第4課南方班」と書かれている。

 この記録によれば、1945年8月31日、当時19歳だった金さんが南方軍第10陸軍病院軍属の中で最も低い職級にあたる「傭人」として採用されたとされている。金さんは97年の「証言集」で「15歳で連れて行かれ中国の広東、マレーシアインドネシアシンガポール日本軍慰安婦として生活した」と明らかにしている。

結論がおかしな方向になってるなぁ。元記事が消えてるので、コピペで失礼。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2005/01/11/20050111000084.html

http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2005/01/12073703/ コピー

「15歳で連れて行かれ」

つの間にか年齢が1歳変更されているようです。なんではてぶでこの修正は指摘されないんですかね?

 

http://togetter.com/li/509975

従軍慰安婦の証言を聞くときには「数え年」にご注意のまとめ

年表

1925年 数え 1歳 誕生(満0歳)

1938年 数え14歳 慰安婦徴用される(満12~13歳)

           数え8年間(満6~7年)勤務

1945年 数え21歳 終戦を迎える(満19歳)

2005年 数え81歳 第16軍名簿が発見される(満79歳)

2012年 数え88歳 来日講演(満87歳)

2013年 数え89歳 沖縄タイムス記事(満87歳)

ところがここで本人談の「満14歳」が再び「数え14歳」で計算されるという、摩訶不思議な現象が発生。

15歳が14歳に変更が「数え年を満年齢に修正」じゃないんですかね?

で、最初引用では年齢が88歳。去年が88歳で今年が89歳? あれ? 一番最初に取り出したページ書いたのは「今年の講演」。

まぁいいや。来日公演の年2012が間違いだったんでしょう。とりあえずそうしておきましょう。

 

所で、「国民徴用令」は

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E5%BE%B4%E7%94%A8%E4%BB%A4

1939年ですね。

彼女も親がキーセンに売ったとかじゃないんですかね?

 

まぁいいや。今度は満年齢で数字適当に合わせ込んでみると

年表

1926年 満 0歳 数え 1歳 誕生

1940年 満14歳 数え15歳 慰安婦徴用される

1945年 満19歳 数え20歳 終戦を迎える

2005年 満79歳 数え80歳 第16軍名簿が発見される

2013年 満87歳 数え88歳 沖縄タイムス記事

やった! こんな感じで考えれば年齢がきれいに一致したよ! 国民徴用令もぴったり一致だ!

じゃぁ、後は8年間慰安婦を強いられたって期間だね!

 

  • 1940 数え1年
  • 1941 数え2年 1年間
  • 1942 数え3年 2年間
  • 1943 数え4年 3年間
  • 1944 数え5年 4年間
  • 1945 数え6年 5年間
  • 1946 数え7年 6年間
  • 1947 数え8年 7年間
  • 1948 数え9年 8年間

 

8年「間」だとやっぱり足が出る。数えでいっても6年。

 

そもそも慰安婦募集広告を見ると、17歳とか18歳とかで募集。数えでこの年齢なので、満年齢だと15歳以上くらいか

吉原遊女の事例だと、客取るのが17歳。数えだとして15歳以上。同じ条件だね。

二次性徴終わって数年経ってるくらいなので、まぁこれくらいなら不思議ではない。

ところが最初Togetter だと満12歳か満13歳で慰安婦になってることになる。ロリコンだね。

 

適当数字いじってみたかっただけなので、ここで投げっぱなしで終了。

http://anond.hatelabo.jp/20130529224204

そんなことはない。

私は車に乗るが、あんまり車に興味が無いので車の絵をうまく描ける気がしない。

しかし資料を見れば多少はそれっぽく描けると思う。でも面倒だから見ない。

まりブラジャーってのは男の人にとって、実物を見て描くまでもない、演出優先の小道具なのかなという感想でした。

毎日つけてる自分からするとなんというか……眼鏡している人にとっての眼鏡のような、なくてはならないアイテムなので。

こう、リアルに描写している絵が増えればいいな、という願望でした。

基本エロ絵に自分投影することはないんだけど、胸だけはどうもそうはいかなくてなあ。

奇乳とかちっぱいとか駄目だし、奇ブラも駄目なんだよ……

エルヴィン!匂うぞ!

やりたいことが目の前にありすぎて

増田にきてしまった

(´;ω;`) 

 2000年代初期~中期 最近みない

(´;ω;`) 

 2000年代初期~中期 最近みない

(´;ω;`) 

 2000年代初期~中期 最近みない

http://anond.hatelabo.jp/20130529215249

そもそも修正が入らない=描いてないならわかるんだけど、

消されるものを敢えて描いてるなら、根拠もない想像で描いてるんじゃないってマンガ家の矜恃を見せてほしいんだけど。。。

http://anond.hatelabo.jp/20130529214241

児童ポルノを参考にしてマンガを描くかもしれないから、マンガ規制しよう。

マンガ規制しよう、までは言ってない。

「気持ち悪いか規制してもいいよ」ってのが行間から滲み出てたらサーセンぶっちゃけそう思ってるw

ただ、それもどうかなぁと思いつつ、エロマンガ家の職業倫理として、

書く以上は正確な性器を描写すべきだと思っていて、

となると必然的に医学書もしくは児童ポルノを所持せざるをえないよな、と。

LSDやらドラッグの体験記書いたライターがいたとして、

やったのは合法な外国でも、

日本に住んでたらいつ家宅捜索されてもしょうがないよね、的なことをいいたいのかも。

ドラッグと違って児童ポルノ被害者がいるわけだから

ドラッグよりもう一歩踏み込まれてもしかたないだろなと思ってしまう。

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