2013-05-28

自分が知らなかった(または作り出せなかった)コミュニティが楽しそうにしていると、誘蛾灯に集まる蛾みたいに「ねぇねぇ、何してるの??おれも仲間に入れてよ」と空気を読まないでしつこく話しかけ、コミュニティで共通のスラングをわざとらしく真似し、そこでイケているとされているローカルルール価値観に少しでも近づこうとして、答えを求められも話しかけられもしていないのに会話に反論し賛同し加わろうとし、それを内面化し自身すら洗脳し、むしろ洗脳どころかまるで自分の考えだったように嗜好も変え、少しでも輪に入れようものなら、嬉々として無邪気にそこに居座って他人の精神から、和から快楽を貪るような利己的な人間。そう言う人間がいる。

まりにも利己的なので、上辺はポジティブに見える。だからこそ、あまりにも感情奴隷で、まるで機械のようで、虫のように自動的な心だなと思う。なんでこんな人間がいるのだろう。きっと前世は虫だったんだろう。見ていると、蟻の群れが落とされた食べ物に群がっているのを見るような、ゾッとする非人間的なものを見たような気持ち悪さを覚える。理性を持った虫だ。「楽しいこと」だけに忠実な哲学的ゾンビだ。絶対に関わりたくない。どんな犠牲を払っても、何の反応も与えたくない。拒否の言葉嫌悪言葉すらあいつを喜ばせるだろう。

誰かに、どこかのコミュニティにつきまとって(あなたは付きまとっているつもりもなくて、何やらワイワイ楽しそうにしている界隈に惹かれて憧れているだけなんだろうけど)そこから蛭みたいに「楽しさ」を得ようとしているあなた、心の中で、わたしはこんな風にあんたの事を感じている。願わくば、わたしが知らないところで、誰にも気づかれずに、何も自分で築いたものも生み出したものも矜恃も覚悟もないまま、他人の楽しさを自分の楽しさと錯覚したまま求め続けるけど手に入れられず、独りで誰にも迷惑をかけず、消えるように存在が無くなればいいのにね。

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