はじめて聞いた頃はただルサンチマンを募らせたような非モテ側が勝手に作り上げた幻想のような気がして、自分で「リア充」という言葉を使うことをさけていたし、『リア充幻想』というような本が出ていたのを見た時も、「そうだそうだ、ありゃ幻だ」なんて考えていた。だけど、最近になってどうもこいつは意外と根深い問題なのではないかと考えるようになって来た。自分の中で考えが未だまとまっていないし、思考が浅い段階であるからこそ増田に書いているのだけれど、自分は「彼ら」を嫌悪していることは間違いない。それは妬みからではなく、彼らに思慮というものが全く欠けているように見えるから。とりあえず仲間内だけで突っ走って、周りに何が起きても最後は自分たちだけでネタにして笑い合う、というようなあの感じ。マスメディアとか見ててもリア充的発想でおめでたいなあ、と思うことも多々あるし。ああ、まとまらん。斎藤環さんのヤンキー論に近いのかな、なんて思うけれど、どうなんでしょうか。