知り合いの中学生から学校の数学教師に「一次元は点」と教わったと聞いた。驚いて訂正して「他の先生、理科の先生にでも聞いてみな。」と言ったので、他の教師にも聞いてみたら、正解は一人のみ。特に理科、数学教師が全滅という惨状。(小規模校なのでたいした人数ではないが)
「一次元は線かなあ、いや線は幅があるから二次元だから点だ!」
「点でしょ。なんでそんな事聞くの。」
まあ国語の教師が分らないのは仕方ないかもしれないが、理系の教師がこんなことも知らないなんて信じられない。確かにカリキュラムには次元の話は出てこないが、少しでも本を読むかしていれば当然知っているものだと思っていた。実際、小学生で正しく答える子も珍しくはない。
さらに驚いたのが、間違えた教師がそれを全く気にもかけていなさそうなところだ。私は死ぬほど恥ずかしいと思うが。
特に酷かったのがある理科教師。科学の重要さを説いて「理科を勉強しないとアフリカ人のようになるぞ」、「フィリピン人は英語が出来るが国は遅れている。だから中途半端に英語が出来るより日本語しかできない方がまし」、「発展途上国の人間は科学を知らないからダメ」。このレイシストはしかもニセ科学批判者で生徒に得意げに水伝批判をぶったそうだ。それでいて、
「一次元は何って?うーん、点かなあ。えっ、線なの。ふーんそう。」
いや、ホントにこれって少なくとも理系には当然の常識、そうでなくたって教養として知ってるのは普通だよね?こんな教師で日本の理科教育は大丈夫なの?それとも私が高度な知識を要求しすぎなのか?
これは ひどい とは思うが、中学校の先生レベルだと高度な知識かもね。 その先生たちに「今私達が生きている世界って何次元ですか?」って質問を してみたいなあ。
ブーメラン
次元の定義一つが教員養成課程に入ってなかったからってそんなに発狂して、何がしたいのか。 次元の定義を教員養成課程の必須教養にするなら、個々の教員を啓蒙してもスケープゴー...
日教組が悪いんだよね?