2013-02-07

10代、いや20代前半の女性妊娠を、なぜか現代日本社会タブー視する。

若い(未熟)なうちに子供持ったら、マトモに育てられないわよ」

「きっと幼児虐待するわよ」てな感じ。

堺屋太一は「ヤンママ日本を救う」と題して、

もっと若年女性、それこそ大学生とかが、気軽に出産子育てして、

 その後『社会進出復帰』できるよう、社会パラダイムシフトすべきだ」と持論を展開しているが、

この考えを知人のキャリア官僚厚生労働省出向中)にぶつけたら、

「そんな若年で出産されると、幼児虐待で苦労する、自分はその担当なので、

 そんな暴論に与することできない」と言われてしまった。

しかし、いわゆる「ヤンママ」の中で、児童虐待の発生率は、

確かに20代後半・30代ママよりは発生率高いのかもしれないが、それでもせいぜい数%、

いやせいぜい1%程度だろう。

1%の児童虐待発生リスクを恐れて、残り99%のヤンママ全体の出生を抑制しようとする、

それが日本社会の「リスクヘッジ志向ということ。

社会全体が、1%を恐れて、99%に卵子老化を強いるわけだ。

  • その世代が妊娠することを否定している訳じゃなく、 意図しない妊娠、望まない妊娠や、将来設計ゼロの 妊娠が多いから、もうちょい計画的にしろってことでしょ

    • 「計画的に」ということは、恐らく「人生の生計を立ててから・・・」ということでしょうが、 生計が確立するのを、卵子の老化は待ってくれない。 堺屋太一は、コペルニクス的発想...

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