法律の改正によって、建築基準を満たさなくなった建造物を既存不適格と言うそうです。
建築の高さ制限や建築容積も同様に既存不適格を含む建造物が問題となっています。
そして、この既存不適格を逆手にとる計画もでてきました。
将来、都市計画によって、収用されるであろう計画地を含んだ土地に、
売ってしまえば、その計画地が収用されても関係がない、利益さえ出ればいいのだ、
しかししかし、こんな悪事が分かっていても、現行法ではすりぬけてしまう
代表的な計画を紹介します。ただし、これはマスコミには内緒です。面白く取り上げられてしまうので。
「丸紅」「グランスイート」「既存不適格」などで検索してみて下さい。
なにやら、この総合商社は中古マンション価格の騰落率ランキングで1位となったそうですが・・・。
それもそのはずです。
転売されるときはその大事な情報がしばしば隠されてしまうから、
価格が上昇するのも仕方がないのでしょう。
周辺住民がどのように考えればよいのか?
とても難しい問題です。
大規模補修や立て替えの時期に、いずれは顕在化して、その時に慌ることになるのでしょう。