割と本気で、楽しいことだけして生きていきたいと思ってる。
気の合う人とお酒を飲んだり、映画を見たり、スポーツをしたり、
平日の美術館にだって行きたいし、フリーマーケットはとてもワクワクする。
社会人として疑われそうだから人には言わないけど、私は何より遊ぶのが好きだ。
毎日笑っていられたら幸せ。周りの人が笑ってくれたら、なおさら。
ひとつ不思議なことがある。
私が一人の部屋で立ち返る時、手に取る本はいつだって悲劇なのだ。
撃たれたきつね。遠くへ消えた王子様。言葉の代わりに花に託した、叶うわけのない恋。
あるいは、二度と会うことのない美しい少女の残像。
楽しいことだけしていたいのに、どうして悲しい物語を求めてしまうんだろう。
なんど読んでも結末が変わるわけがないのに、悔しくてたまらないのに。
Permalink | 記事への反応(0) | 18:25
ツイートシェア