2011-06-24

処女を失った時の話1

きっか

ちらりと見かけた、19歳でナンパされて処女を失った話を読んで。

今の夫にすら、断片的にしか話すことができなかった自分の体験を一度書き出してみたいと思った。

そうすれば自分の中で整理がつけられるんじゃないか、忘れられるんじゃないか、と。

欲を言えばそれを全く自分と無関係の誰かに読んで欲しかった。だからここに書いてみる。

慣れ染めなど

処女を失ったのは高校3年の冬。相手とは2年の付き合いだった。

相手は12歳ぐらい((正確な年齢は最後まで知らなかった))年上の社会人

チャット全盛期のインターネットで知り合い、オフ会で会った後に個人的に会いたいと誘われた。

そこでホイホイと一人で行ってしまった私が、今にして思えばとても無防備だった。

言い訳をすれば別に付き合って下さいとかではなく、学割ソフトを代わりに買ってほしいと頼まれたのでまぁいいか、と思ったのだけれど。

もちろん親には男の人と1:1で会うなどと言えるわけもなく、友達と遊んでくる、と嘘をついた。

その日になんとなく付き合ってほしい的なことを言われ、なんとなくいいかなと思って付き合うことになった。

相手は隣の県で、こちらは学生で。会いに行くのにも交通費が痛かった。

それでも3カ月に1度ほどは会いに行った。

地元で会うのはさすがに怖かったので必ず自分が出向いていたと思う。交通費の代わりにご飯とかはおごってもらった気がする。

書き忘れていたけれど異性と「付き合う」という経験はこれが初めてだった。

異性と話したり遊んだりすることは多い方だったし、片思いは何度もしていたけど、

両想いの恋愛としての「付き合う」は初めての経験だった。

しかった頃

最初ゲームセンター普通ショッピング

そのうちに不意をつかれてファーストキス。雰囲気とかそういうものは一切なかった

買い物中に少ししんどい、と目立たない休憩スペースに座り込んだので、隣に座ってたらいきなり、だった。

恋愛に夢を見ていたとか、理想像があったとか、そういう高校生ではなかったと思うし、

その時には既に「なんとなくいいかな」ではなく「好き」だと思っていたので別段落ち込んだりはしなかった。

ただもう、相手を見て、相手と話して、相手を想って、それだけで精一杯だった。

デート

1年半ほどたった頃に、体調が悪いから、と相手の家でのデートを提案された。

これまたホイホイとついていった私が本当に信じられないぐらい無防備だけれど。

さすがにバカではなかった(と思いたい)ので、頭の片隅に「何かされるかも」程度の認識はあった。

でもそれよりも相手への信頼というか、疑うという行為が許されないほどの「好き」という気持ちがあったんだと思う。

一人暮らしの相手の家は散らかっていて、今でいうゲームオタク的な雰囲気があった。

ゲームが好きだったので、二人でタイピングゲームをしたりして、デート普通に楽しんでいた。

後ろから抱きつかれたりもしたけど、それはそれで嬉しかったし、

そのついでに少し胸を触られたりもしたけれど、「嫌」だとは思わなかった。

ここまでされていればもう完全に体を許してるようなものだと自分でも思う。

高校生で初めての恋愛をしていた私には、そういうエッチなこと、はなんだか全然現実感のないもので、

胸を触られた時も気持ち良かったかと言えば正直覚えていない。そのくらいその時は頭が恋愛感情でいっぱいだった。


使えるはてな記法がよくわからなくて長くなったので続きます。→処女を失った時の話2

記事への反応 -
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