所属している研究室的には、もっと実際的というか、「使える」勉強をすべきだ。
だけどそういう勉強をするよりも基礎的な勉強をしたいと思っている。
中の仕組みを知らないのに、表面上の知識だけで研究しているような感覚がずっとつきまとっていてすごく気持ち悪い。
それに、そういう勉強のほうがワクワクする。(これはあまり共感してもらえないけど。)
でもそれは(少なくともすぐには)糞の役にも立たない。
むしろその勉強のために時間を割くから研究にはマイナスかもしれない。
一応関連した事柄ではあるけれど、知らなくても研究はできる。
他の研究室のメンバーはそういう事柄を「そういうものだ」で、済ませられる。
むしろそういう事に興味をもつことは、よほど才能があって頭脳明晰でない限りただの無謀なバカと取られる。
私はまさに無謀なバカで、そういった基礎的な難しい事柄を易々と理解できるだけの能力はないだろう。
おそらく膨大な時間をかけて、ようやっと理解できるかできないか…、その程度。
今まで勉強したそれらより簡単なことが本当に理解出来てるかどうかすら怪しいと思う。
そんな人間が、基礎的なことをいちいちやってたら人生いくら長くても足りない。
身の丈に合ったことをしなければ、自分も周りも不幸せに終わるだけだ。
わかってる、わかってるんだが。
好きなように勉強したいだけだったら、仕事しながら勉強したらいいのかもしれない。
それなら「趣味」なのだから誰にも苦言を呈されるなんてことはないだろう。
でも自分にそれができるのか…?学生という恵まれた身分でいても、勉強はなかなか体力と気力のいる仕事だった。
それともその程度のことも出来ないのなら、その程度の人間なのだからと諦める気にもなるだろうか。
頭が凝り固まってる。理想だけじゃなにも進まないんだろうね。