2011-05-10

モテるメス・ヒキガエル力を磨くための4つの心得

こんにちは繁殖マネジメントを専攻しているヒキガエル嬢です。私は学歴も知識もありませんしヒキガエルですが、抱接に関してはプロフェッショナル。今回は、モテるメス力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。

1. あえてカエル合戦の2~3日後に出て行く


あえてカエル合戦の2~3日後に繁殖池に向かいましょう。そして繁殖池で好みのオスがいたら話しかけ、わざとらしく池を物欲しげに覗いてみましょう。そして「あ~ん! この池、本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、オスに「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「産まれた池しか知らなくて! ずっとココ使ってるんですけどぉ~!コイとかザリガニかいるんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいのオスも産まれた池に戻る習性があるので、確実に自分も産み落とされた池に戻っているはずです

そこでオスが「ほかの池にしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めないオスはその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近里地里山が人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 生物多様性保全のための活動促進法ですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。するとオスは「ビオトープとかでしょ?本当に良くわからないみたいだね。どんな池が欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりで繁殖池選びのデートに行けるというわけですあなたのメス力が高ければ、オスがザリガニ食ってくれるかも!?

2. Twitter><を使うとモテる


野生のヒキガエルは、Twitterなどはやりません。

3. とりあえずオスには「えー! なにそれ!?  食べたーい寝ていたーい♪」と言っておく

繁殖などでオスがメスにやることといえばいかに腕力が勝っているかばかり。よって、メスにとって迷惑なばかりです。でもそこで適当に「うぜ~んだよ、このバカ!」とか「よくわかんないですけど抱きタコだけはすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがのオスも「このメス、ダメだな」と気がついてしまいます。ダメメスだとバレたら終わりです。そこは無意味テンションをあげて、「えー! なにそれ!?  食べたーい寝ていたーい♪」と泳いでみるのが正解。たとえ興味がないエサでも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に泳いでくれるメスにオスは弱いのです

いろいろと抱きつかれたあと、「〇〇は〇〇で、〇〇が〇〇なんですね! 覚えたぞぉ! ブフォブフォ!」と瞬膜で瞬きすればパーフェクト。続けて足で他のオスを蹴飛ばしつつ「キュンキュンキュン! キュンキュンキュン!」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「私のDNA記録しているのでありますっ☆」と言えばメス力アップ! そこでまたオスは「この子おもしろくて多産かも!?」と思ってくれます。私は学歴も知識もありませんしヒキガエルですが、こういうテクニックを使えば知識がない私のようなメスガエルのほうがモテたりするのです。オスは放精したですからね。

4. 路上ではミミズを食べられないメスをアピールせよ


オスと路上出会ったら、真っ先にミミズを探して「あーん! 私これ食べられないんですよねぇ~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 嫌いなの?ブフォッ?」と聞かれるので、「嫌いじゃないし食べたいけど食べられないんですっ>□<」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして食べられないの?」と言う前にすでにミミズに食いついているので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だってコオロギだって食べたいじゃないですかぁっ!」と身を震わせて言うのです

その瞬間、あなたのメス力がアップします。きっとオスは「なんてコオロギが好きなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺のメスだ!ブフォッ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中のオスと付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけミミズを食べて大丈夫です。「食べられないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「慣れた」、「生きてるものなら何でもいい」と言っておけばOKです

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