科学雑誌『ニュートン』の2011年6月号は東日本大震災の特集で、地震の大きさについていろいろ書いてあった。
なんでも、マグニチュードの数値が1上がると地震の持つエネルギー量は約32倍になるとか。
と、言われてもド文系の私には何がなんだかわからない。だから、インターネットの力を借りて地震の大きさについてメモってみる。
http://www.convertalot.com/earthquake_power__calculator.html
Earthquake Power Calculator
まず、1995年の阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)について。
M7.3 エネルギー量は5600兆ジュール。TNT火薬に換算すると1.3メガトンぶん。
これを便宜上「1阪神」と名づけよう。1995年の阪神は弱かった。関係ないけど。
M7.9 エネルギー量は4京4000兆ジュール。TNT火薬に換算すると10メガトンぶん。
1995年の阪神を1とすると7.8倍のエネルギーだ。すごい。つまり年間ワースト記録の年間84敗(1995年)の7.8倍
つまりシーズン通産655.2敗を喫するということだ。すごい。
今年三月の地震はどうか?というと、当初の速報値では
M8.4 エネルギー量25京ジュール。TNT火薬に換算すると60メガトンぶん。
阪神が44チーム。これはなかなかすごい。一塁手グレンが44人も。打点も3388点は期待できる。
しかし翌日、M数が修正された。
M8.8 エネルギー量は100京ジュール。TNT火薬に換算すると230メガトンぶん。
っていうか、昨日の数値の4倍近くじゃねえか。178阪神。新庄が178人いるので気の迷いで買ってしまったランボルギーニLM002・チータも178台ということになる。ちなみに大失敗作のチータは301台しか生産されてないのでほとんどが新庄の愛車ということに。
翌々日、正式な値が出た。
M9.0 エネルギー量は190兆ジュール。TNT火薬に換算すると470メガトンぶん。
やっぱり昨日の倍近くじゃねえか。どんだけ丼勘定なんじゃいと突っ込みたくなるのを抑えてみるが、やはり339阪神というのは途方もない。シーズン終了時のゲーム差は36.0だったからその339倍で…12204ゲーム差。追いつける気がしない。
M9.5 エネルギー量は1100京ジュール。 TNT火薬に換算すると2600メガトンぶん。
1995年の阪神の1964倍の規模ということだ。もう気が遠くなる。シーズン途中の監督交代も1964人。シーズンが4~10月の七ヶ月だとしても(阪神のシーズンがそんなに長い事は90年代には滅多になかった)毎月280人の監督が必要になる。2.5時間に一度監督が交代する計算になる。
1000年でマグニチュード9.0のエネルギーがたまる勘定だとすると、1年あたりではマグニチュード7.0なんだよね。これだって大地震だ。広島投下の原爆だってマグニチュードに直すと6.0いか...