自分の信念とかそういうのを持たずに、人に流されるような生きかたしてると、嫌いなものばかり増えていく気がするんだ。
自分を表に出さず、自分の言葉であまり喋ろうとしないような、そんな人。
俺はどういうわけか、そんな人とよく縁がある気がするんだ。
本当に好きな分野に関しては、深い知識を持ってて「好き」って感情を出すんだけど、それ以外のことに関してはそれといって関心なかったり。
些細なことであっても、何が好きなのかっていうのをあまり持ってない。
そのくせ、嫌いなものはやたらと多かったり。
そんな人をよくよく見てみると、自分に自信がなさすぎて、とてもネガティブになっちゃってる気がするんだ。
「自分が傷つくのが怖い」とか「誰からも嫌われたくない」とか、そんな感情が根底にあるのかな
でもそういう人って、根は優しいんだと思う。
相手の気持ちを否定したり、裏切ったり、そういうことをしたくないって、たぶんそう考えてる。
だから自分の感情を殺してでも、相手が喜ぶような自分を演じてしまう。
けどそれって、本当の優しさなのかな。
そんな生き方をし続けると、自分の本当の感情が見えなくなっちゃうんじゃないかな。
知らず知らずのうちに心に不満を抱えていると思うんだ。
それに相手に合わせているばっかりに、自分が好きだと思ってるものを否定されても、なんとなく受け入れてしまっていそう。
本来の自分とは違う自分を演じ続けるのって、すごく大変で、疲れるよね。
相手を思いやる気持ちも大事だけど、自分を思いやる気持ちも大事だよ。