沈黙には始めもなければ、また終わりもない。沈黙は、いわば創造に先だって在った永劫不変の存在のようだ。沈黙は目で見うるものではない、しかしそれは明瞭に存在している。沈黙はどのような遠方へでも伸び広がってゆく、しかもそれは常にわれわれの身近にある。沈黙からは、大きな治癒力と援助の力とが放射している。それは、もろもろの事物のなかに蔵されている侵すべからざるものを強め、搾取と略奪とが諸事物にあたえた傷害をやわらげる。そして、諸事物を破壊的利用の世界から全き存在へと奪いかえすことによって、それらをふたたび完全にするのである。沈黙のなかには、あの聖なる荒野がある。沈黙においては、存在と作用とは一体をなし、融合している。沈黙は、そのなかに住むもろもろの事物に、沈黙の有する存在の力を分かちあたえるのである。
沈黙には始めもなければ、また終わりもない。
沈黙は、いわば創造に先だって在った永劫不変の存在のようだ。
沈黙は目で見うるものではない、しかしそれは明瞭に存在している。
沈黙はどのような遠方へでも伸び広がってゆく、
しかもそれは常にわれわれの身近にある。
沈黙からは、大きな治癒力と援助の力とが放射している。
それは、もろもろの事物のなかに蔵されている侵すべからざるものを強め、
搾取と略奪とが諸事物にあたえた傷害をやわらげる。
そして、諸事物を破壊的利用の世界から全き存在へと奪いかえすことによって、
それらをふたたび完全にするのである。
沈黙のなかには、あの聖なる荒野がある。
沈黙においては、存在と作用とは一体をなし、融合している。
沈黙は、そのなかに住むもろもろの事物に、
沈黙の有する存在の力を分かちあたえるのである。
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