世の中にはいろんな女がいるなとしみじみ思う。
旦那がすげーイケメンなんだわマジで。モデルやってると言われても信じられるレベル。
でも、旦那は知らない。この二人は同期で結婚したんだが、結婚式に来ていた花嫁の上司と、この花嫁が現在進行形で不倫してることを。
やれ「1対1がベスト」だとか「二兎追えばどっちかは必ず捕まるもんだよ」だとか「最悪な男だったけど夜はそりゃぁ楽しかったよ」だとか。
どっかのコピペで妻が自分の上司と不倫していたことを知ってしまった旦那がいたが、きっと事実を知ったらこの旦那も気が狂うだろうな。
類は友を呼ぶというのは案外間違っていないもんで、同じような女がいる。
7:3で二番目が好きと言いながらも結婚するのは一番目という女。
でも、実際は二番目なんて言っていたのがまだかわいい方だった。この1年で何番目まで作ったのやら。
Ms.ビッチとでもいうべきか、これぞヤリマンビッチという女だった。
外見はそんな派手でいかにもって感じじゃないんだけどな。だからこそか。
「誰でもいいわけじゃない」とか「好奇心が旺盛なの」だとかなんかよくわかんないこと言ってた。
それでも一番目の彼氏はまったくそのことを知らず、今度この女と結婚する。哀れというか、幸せな人だ。
まあこいつらと仲が良かった俺も似たようなものかというと、俺の事はともかく。
大抵の女は理解しないであろう彼女たちの恋愛観を俺は好きだった。二人とも、単にもてまくるだけのほんとに色気がある良い女なんだと思ってた。
実際は本当にただのビッチだった。
後者の女はいつの間にか俺の友達ともヤッてて、この女のビッチぶりにマジギレした友達が別れる直前でカミングアウトしてきた。
俺には隠したままn番目として半年ほどこの女と付き合っていたらしいが、前日にヤッた男のチンコがどうだったとかフェラしながら話してきてキレたとかなんとか。
別にヤッてても構わなかったし笑顔で昨日勢いでヤッちゃってさーとか言われたら驚きつつも全然笑えたんだが、
どうもこのビッチは俺から見たら友達同士としてヤッてるその状況に興奮していたらしい。俺が何も知らないからヨカッタんだとか。
嫌悪と拒絶が襲ってきて、男からカミングアウトされた時点でこいつらとは縁を切った。
やっぱり、他人事として遠巻きから彼女たちの話を聞いているからこそ彼女たちと仲良くできたんだろう。
自分でもそれはわかっていたから、いざ自分の友達とこのビッチがやることやってた、って自分事になったときから冷静でいられなくなった。
散々俺と友達はまったく対象外、といっていたから、この女のおもしろ話に自分たちが巻き込まれるとは夢にも思っていなかったんだろうな。
疎遠になったからこんなこと書けるが、なかなかこんなビッチはいないだろうな。そう信じたい。