2010-08-08

島国さんの「ガラパゴスの安易な開放反対」に感じる違和感

現場で血反吐吐きながら頑張っているらしい島国さんのブログはいつも楽しく読ませてもらってるわけだけど、

最近投稿されたこの記事に関して、なんか違和感を感じたのでその辺を適当に描いてみる。

中国は国が守ってるからWeb産業産業が育って世界に対する競争力を身につけた」という主張

中国Web産業に対して行っている規制と同じようなレベルの「文化的障壁」っていう途轍もない壁が

日本ゲーム市場を守ってくれていた時代があったんですよね。今でも多少効いてますが。

オカシイですね、中国Web産業は国が守ってくれてる間に世界に対する競争力を養えたのに、

何故日本ゲーム市場文化的障壁に守られてる間に世界に対する競争力を養えなかったんですかね?

何が違うんでしょうね?時代?日本を取り巻く環境政府馬鹿だから?(笑)

階級の違うボクサーを戦わせているようなものだ」という主張

日本ゲーム産業世界より遅れて立ち上がってて未だ発展途上ならまだしも、かつて日本ゲーム世界を席巻していた時代があったんだから

そんないいわけ通用しないと思うんですがどうでしょうか?

どっちかというと、「偉大なチャンピオンがだらけてる間に頭角を表した若手ホープにボコられてる」っていう状況の方が合ってる気がする。

今年のF1でいうM.シューマッハ的な立ち位置というか。

戦力比が段違いなんだからガチ勝負しても勝てない?そこまで戦力が衰えたのは誰のせいなんでしょう?周りのせい?


もちろん、ゲーム作りに掛かる金は桁違いに増加するのにパッケージ単価は大して上がらないとか、中古で新品の販売機会がドンドン減り

商品の賞味期限が恐ろしいまでに短くなってるとか、金を出す側がビビりまくって安牌仕込みまくった挙句に手配が崩壊して役が成り立たないとか、

個人や一企業ではどうしようもない壁が立ちはだかっててストレスたまってんだろうなとか、勝手に分かったつもりになって「愚痴りたいんだろうな」と

解釈してはいますが、それにしても主張がいつもと違って穴だらけなのが気になります。


外野自分には、気になるゲームは取り敢えず買って「買わずに後悔より買って後悔」を実践するぐらいしか応援する方法ないですが、

金の続く限り実践するつもりです。でも、ちょっと売れなかったら量販店がすぐワゴンに投入する昨今では心が折れそうです。

目先の銭確保の為には仕方ないのかも知れませんが、家電の撒き餌として量販店に大量に卸すの何とかならないんですか?

ヤツらゲームを撒き餌としてしか扱ってないでしょ。どこの量販店ゲーム売り場に行くには家電売り場通らなきゃいけない構造になってる時点でそれは明白だし。

ワゴンやら中古つぶしのベスト版とか、売り手が「ゲームはほっとけば安くなりますよー」ってやってりゃ、普通は待つに決まってるでしょ。


頑張ってないわけないので、頑張れとは言いません。微力ながら応援してます。

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