2010-07-01

損得、二宮損得

誰かを尊敬するよりも、もっと損得を考えて生きよう。

二宮金治郎は、薪を背負いながら本を読んでいた。

ロバート・キヨサキの本だった。『金持ち倒産貧乏倒産』だ。

学校に銅像があったからといって、舐めてはいけない。

あの銅像は、体よりもむしろ薪が大きく見えるようにつくってある。

ちっちゃいのに、一生懸命がんばってるね? なんて、見くびるにもほどがある。

二十歳ですでに、180センチ90キロあった。歴史事実だ。

当時でそれほどとは。現在でも十分通用する巨漢だ。

まさに、神に選ばれし男。

よのなかでは、日系魔王キヨサキの悪しき影響のせいで、

ファイナンシャル・リタラシー」などと、吹き込まれた呪文をそのまま唱えるやからがいる。

おろかだ。オマエが成功することはない。

あれは、キヨサキ印の「ラットレースゲーム」(ボードゲーム)を売るための、宣伝に過ぎない。

キヨサキのおかげでラットレースから抜け出そうと決心した? バカが。

むりだよ。

キヨサキの本を読まずとも、「ラットレース」が何かはわかるよ。

チーズはどこへ消えた?』を読めばよい。

成功するためには、ネズミでも小人でもなく、二宮損得にならなければならない。

その条件は、すなわち、

「知力」「体力」「時の運」だ。(配合割合は、2:3:5)

学歴なんて、Cランク大学で十分だ。

身長180センチないやつは成功できない。

体重90キロないやつは成功できない。

なにより、運のないやつは、まったく成功できない。

損得損得、二宮損得。

その心は明鏡止水。

まさに、神に選ばれし男。

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