オタクは「何かの対象と関わることでエモーションのドライブを得る」人たちだと思う。
オタクの性欲はよく取りざたされるというか、非モテだからオタクになる、というドグマがあるけど、個人的にオタクと性欲は偶然的な関係しかないと思う。
いや、性欲が強力なエモーションのドライブだから、性欲を満たす時に二次元が感じる、というのは確かにオタクで合っているけど、それが全てではないというか、それが全てだと思うと、モテたらオタクをやめるのか? そんなわきゃなかろう、と思ってしまう。
シューターの俺は非モテだからシューターなのか? ハハッワロス。シューティングゲームが面白かったからハマった、という話になるんじゃないのか?
そういう、何かエモーションをドライブする対象と、それでドライブされるセンスがある限り、オタクはモテてもオタクでありつづける。
オタクをモテさせることでオタクをやめさせようという本(いつぞやのPLAYBOYの特集とか)を読むと「ああこいつは性欲以前と性欲以後を区別できないんだな」と思い、「大きなお世話だなあ」とも思う。
それにしても、何で彼らはそういうことをせずにはいられないんだろうね。端的に性欲以前の世界が理解できないからか?