2010-02-04

朝青龍が引退した

http://www.asahi.com/sports/update/0204/TKY201002040279.html

朝青龍が引退した。何か釈然としない引退劇だった。

ワイドショーなどで報じられている「知人男性への暴行」とかは本当に事実なんだろうか?

僕はメディア情報を得るだけの一般人朝青龍の人柄などについて直接は何も知らない。ただ格闘技をやっている自分感覚では、あの強さを手に入れる為には途方も無い努力を要することは分かる。自制心やストイックさや技を工夫する知恵など常人レベルではあそこまで行けない。スポーツに打ち込んだことがある人ならばそう思うだろう。馬鹿では強くなれない。

それに朝青龍無礼な態度を取ったり暴力的な行為を働いているのを僕は直接確認したことが無い。インタビューでは敬語礼儀正しく受け答えているイメージしかないし物腰も非常に温和だった。(テレビ映像記者が肩を小突かれているくらいは見たかもしれないが、その時は明らかに記者無礼であったように思う。)

朝青龍の引退を知ってすごくショックだ。報道コメンテーターの彼を小ばかにするような言葉を聞いても憤りばかり感じた。お前らは何か一つでも彼くらい道を究めた分野があるのか、と。

自分論理的でないのは分かっている。僕は熱烈な相撲ファンではないし相撲業界に金を落とす顧客でもないから、そもそもショックを受ける筋合いも無いのかもしれない。相撲ファンにとっての「俺達の相撲観」を崩すから朝青龍は当然排除されるべきだ、という理屈ならそれもしょうがない。

でも暴行したこと自体はすでに疑いの無い事実であるかのような扱いになっていることが我慢ならない。

世の中にはゆすりやたかりのために平気で自分の鼻骨を折るような人間もいるのだ。


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もしかしたら事情も知らずに自分は知人男性にとってすごく失礼なことを書いてるのかもしれないが…

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