2009-12-22

ネット強者の増加がビジネスチャンスを生む話



最近、儲かってしょうがないんだよ」

とある有限会社経営している友人と

久々に会って飲んだときの話だ。

その時の話を要約したのが上の一言。

時間以上話をしたが、主旨はこれだけだった。

なんでもここ2,3年、アシで情報を稼ぐ人が

大幅に減ったらしく、超がつくくらい簡単に

人脈を構築できるようになったらしい。

そのツテでどんどん仕事を受注して、

元々仕事はできるやつだったから評判も良くなり、

新たな、もっと儲かる仕事がくるようになる。

好循環のお手本みたいなケースになっているそうだ。

ネットの普及のおかげで、外に出て人脈を作ろうとする

積極性のある人が減ったんだろう」と彼は予想している。

「とある企業社長が、『メールだけでアポを取ろうとする、

自分ではなく相手にリスクを負わせる人が多いんだよ』

って、この前こぼしていたよ」

という話も補足として聞くことができた。

「お前も勝ち組になりたかったらネットはほどほどにしろ。

そして積極的に人とコミュニケーションをとるようにするんだ。

実は今ほど簡単に勝ち組になれる時代はないんだ。

それに気づいていないのは、ネット上でアナログな俺達を

上から見下している、ネット弁慶たちなんだよ」

ここ数年の急速なネットの普及のおかげで、

ネットが苦手な人の方が得をしているという

事実は、意外に知られていない。

これからネットがさらに普及して

リスクを取らなくなる人が増えれば、

危険を冒して行動する人たちにとっては、

ライバルが存在しない楽園のような

現代社会が構築されていくだろう。

人と会うときに

・1通のメールを送る

・1本の電話をする

ここが勝ち組負け組の分かれ道だという最後の言葉が、

とても印象的な木曜の夜だった。

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