今日、夜もヒッパレと言う番組を見ていたら「小柳ゆき」という少女が「愛情」と言う歌を歌っていた。
小さな体なのに凄いパワフルな歌声で、ちょっと感動してしまった。
才能が有るって素晴らしいな。
自分もあっち側に行きたかったがな。どこにも相手にされなかった。才能が無くって悔しいな。
子供の頃からなりたくなかった月給取りをもう何年やっているんだろう?
10年以上いる会社がいまだ馴染めずにいる。
学校卒業してすぐに会社に入ってソコしか知らない人は、当然だけれど自分とは価値観が全然違う。
この人達は、バイトが無く、家賃が払えず大家さんに謝る惨めさも知らなければ、偶然見上げた夕焼けの美しさに、
暗くなるまで路上に立尽くした事も無いだろうな。
別に自分が正しいと言うつもりは無いよ。仲間がいなくてつまらないというだけさ。
東京にいた頃、魚河岸で働きながら油絵を描いている仲の良い友人がいた。
夕焼けに感動した日、彼のアパートに飛んでいって、夕焼けが綺麗だったと言ったら、良いものを見れて良かったと喜んでくれたな。
彼は同性愛者で、一度酒盛りをして泊めてもらったら、朝方大事な所をまさぐられてビックリして飛び起きたことが有ったけ。
自分は女好きで、そちらのほうのお付き合いは出来ませんでしたが、それからも仲良く遊びにゆきました。
彼はとても優しくて、いい人でした。
夢破れて静岡に帰るとき、惨めになるから見送りには来ないでくれと仲間に言って回りました。
でも彼だけが来てくれました。12月の寒い日、一年中履いているゴム草履をペタペタ鳴らして来てくれました。
彼の笑顔を見て、「やっぱり帰らない」とどんなに言いたかった事か。
魚河岸で一番筋肉質の人を頼んで、かれのアパートで、裸夫デッサンをした事も有りました。
強暴とも呼べそうな凄い筋肉マンでしたけど静岡に帰った自分が3年ほどして彼の所に遊びに行くと、2人で同棲してたのには驚きましたね。
彼も間違い無く、サラリーマンにはなれない素敵な人です。
はるか昔の事とか思い出してしまいました。
http://anond.hatelabo.jp/20091105000227 スポーツ系なら年限があるので「あきらめる」って表現もわかるんだけど、「歌」とか「絵」とか「小説」とか、別に何歳になったら「出来ない」ってもん...