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知人に海外に住む女性がいる。彼女は、幼い頃から母子家庭で育ったが、母からは虐待に近い扱いを受けてきた。
出来損ないなどと言われる言葉の暴力を受けたり、学校から帰ってきて夕飯の時間になったら500円だけ与えられて勝手に自分で食事を買ってくるように言われたり。
彼女は鬱病を乗り越えて、自分で働いたお金で大学受験し、東大に合格した。
(ちなみに、高校に行かせても貰えなかったので、大検を使って受験した)
しかし、家賃を払うだけのお金は捻出できず、やむを得ず母と一緒に暮らすこととなった。
母は娘が東大に入った事を全く気に止める様子もなく、勝手にしろという感じであった。
父親や祖父母が遺したお金を母は贅沢に使っていたが、娘は食費を除いては殆どと言っていいほどお金を与えられなかった。
依然として言葉の暴力も続いており、娘は大学の中退を決心し、アメリカに渡った。
そして、彼女はロースクールを出て、弁護士としての道を歩み始めた。
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ところで、彼女には5つ上の生まれつき知的障害の兄がいた。母はこの兄を大切にしており、明らかに依怙贔屓していた。
彼女は現在31歳、兄は5つ上、母は30歳年上である。詳しいことは知らないのだが、兄は結構重度の知的障害なのに、自宅で暮らしているという。
母はそろそろ身体の自由が利かなくなってくる年齢であり、兄の面倒を見るのが大変になってくることが予想される。
それなのに、彼女は一度として母に連絡することなく、ドイツでの年月を過ごしたのである。
年に数回くらい電話を入れても良さそうだが、彼女はよほど母を嫌っているようである。虐待されたトラウマがあるのだろう。
日本にいた頃も、「母がいなくなればいいのに」と仕切りに言っており、早く日本を出たいと漏らしていた。
そうして逃げるように海外に出てきたのだから、家族のことは一切思い出したくなかったようで、母との連絡を一切とっていなかった。
母も母で、娘が海外に出ることを聞いて、「アンタがいなくなってせいせいする」と言ったそうだから、
連絡を取る義理が無いような気がしないでもない。
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だが、1つ問題が発生した。
ロースクールを出て、人生の節目にあたる時になり、彼女は生まれ故郷に帰りたくなった。
母の所には帰りたくないが、親戚のなかで唯一懇意にしてくれていた叔母の所になら帰れると思って、親戚の家を訪ねたのである。
しかし、彼女が親戚に会って最初に聞かされたことは、母はもうこの世にいないということだった。
この時の彼女の気持ちについて、詳しく聞いていないが、どんな気持ちだったのだろう。
憎んでいて二度と見たくないと思い、避け続けていた母が、もういないと知って、安心する気持ちも少しはあったかもしれない。
だけど、彼女は良心の呵責を少なからず感じているようであった。今後自分が背負っていくことになる、人に話せない秘密だと語っていた。
当然、彼女は弁護士なので、民法に子供が親を扶養する義務が定められていることは分かっているに違いない。
私は法律のことは全く分からないが、親に虐待され、しかも親から「いなくなってせいせいする」とまで言われたのであれば、
扶養しなかったことは罪悪に当たらないような気もする。
いかにも作り話っぽいが一つだけ。 アメリカのロースクールを出たという事はアメリカの弁護士になったんだろうに、何故日本の民法の話が?
http://anond.hatelabo.jp/20090802181015 母親のほうが娘を避けていたんだから「義務違反」にあたらない。だいたい扶養義務っていうのは、可能であって初めて義務が生じるのであって、娘を嫌っ...
死んでも連絡が来ないほど嫌われてた 彼女は連絡先を母に教えなかったみたいだけど?
http://anond.hatelabo.jp/20090802204643 海外に行っていたなら、出入国管理されてるでしょ。外国に不法入国して、不法滞在して、不法労働しているわけじゃなくて、まっとうな労働をしているん...
復讐をしなかったのだからむしろ親孝行だろう。
空気を読んでない回答が多すぎる。 y_arimやnakamurabashiが典型的だが、はてなに入り浸る連中は基本的に親が嫌いだ。自分は親に虐待されて育ってきた。自分が今幸せでないのは親のせい...
同じネットユーザでも2chがカーチャン好きなのと対照的で いやいや2chねらーが好きなのはあくまで架空の存在の「カーチャン」であって 現実に存在する「母親」は大嫌いでしょ。 ...
普段は、権力=悪ぐらいのノリなのにね。 これなんかもうw