このときの警察の対応が、もうなんか日本の警察の象徴する対応でした。
「事実関係がよく分からないのでとりあえずこっちに来てくれません?」
勿論善良な警官もいますが、まず物を考えるときは最悪の事態を考えましょう。
前提条件として「警察は役に立たない」という認識を持つことが大事です。
まず警察は確固たる証拠がないと動いてくれません。
人数にも限りがあり、抱えてる事件だってこのような時代なら山ほどあるはずです。
小さい事件は相手にしてられないのでしょう・
今回の場合は犯行後に犯人が逃亡しており、さらにナンバーと車の車種、色を
さて、タイトルにもある「それでも僕はやっていない」は痴漢冤罪をテーマとした映画です。
痴漢冤罪についても日本の狂った警察、司法制度のことがよく分かります。
全く痴漢どころか見たことも無い女性から「痴漢です!」と叫ばれた時を例にとってお話します。
勿論、やっていないと反論しますが女性の方はヒステリックを起こして全く聞く耳を持ちません。
ここで駅員が登場し、"大まかな"事実関係を確認後に駅員室に連れて行かれます。
そこで、延々と終わりのない泥沼の話し合いを続け、最終的には警察に身柄を拘束されます。
そして、そこでは「お前がやったんだろ?」「いかにも痴漢しそうな顔だ。」等と言われ
頑なに否認をしても問答無用で留置所に連れて行かれます。
そこでも、理不尽な架空の事実を言われ続け、こちらの言い分など聞きもせずに
懲役刑に処されます・・・・。
どうでしょう?この様に一度、痴漢だと勘違いされるとドミノ倒しのように
ことが悪いことに向かっていきます。
それは、映画の話、事実を誇張しすぎと言われそうですが以下のサイトには
実際に起こった痴漢冤罪についてまとめられています。
http://blog.livedoor.jp/kichidens/archives/805391.html
http://www.rikkyo.ne.jp/web/araki/chikanenzai/
では、防ぐにはどうすれば良いか。
色々と調べた結果、最善の策はありません。
これは交通事故と同じで自分の注意だけでは回避できないことが殆どです。
予防策としては以下のサイトで5つあげていますが・・・・
痴漢えん罪を回避する5つの極意
http://www.zakzak.co.jp/top/200904/t2009041537_all.html
まず、満員電車で場所の確保なんて不可能です。その場にいるのが精一杯です。
つり革や・手すりを掴んだって目撃者がいなければ信用されません。
荷物を棚に上げていたら余計疑われますし、盗難の可能性も出てきます。
誤解されるような態度は人によって感じ方がそれぞれなのでこれも無意味です。
他にも、発生後の対策として
身分を証明し(名刺等で)現行犯逮捕を防ぐ(警察に身柄を渡されないようにするため)。
法律の知識をつける。
(参照:http://www.f2.dion.ne.jp/~nakajt08/diary/02_04/chikan.htm)
等々ありますが全てここで否定されています。
http://d.hatena.ne.jp/hakuriku/20040527
それでも冤罪で捕まるのはご免です。ならば最終手段として
「逃げる」
という方法もありますがこれは捕まったら最後です。
だがしかし、「行列の出来る法律相談所」で有名な北村弁護士がこう言っています。
http://www.ntv.co.jp/horitsu/20080427/1-kitamura.html
やはり、逃げるしかこの状況を打破する方法はないようです。
最善の策とはいえませんが今後の人生のためにも毎日通学、通勤路での
ダッシュや逃げ道の確保をしておいた方がいいようです。
そういえばこんな事件も