……と、ふと思ったんだった。それ、ほんとに有効なんだっけか、と。
というのは、そういや集合知の有効性の客観的な調査結果とか、見たことないよなぁ、と思ったからだ。相も変わらずちまたにはつまらないブログはあふれているし、くだらない本はベストセラー上位に入るし、その他もろもろ、使ってない人ももろもろ。見ていて特に、以前と比べて面白いエントリーの類が増えたような印象は受けないのだ(むしろつまらない物が増えているのではないか?)。
とはいえ、それも個人的な印象の話に過ぎないのだけど、では印象でなくて実際のところはどうなんだろう……というと、これがわからないのだった。ぼくが知らないだけかもしれないが、そういったことに関する調査というのは聞いたことがないので。
まぁ、仮に集合知が世間的にはまったく有効でないとしても(または、ほぼ無効とか、たいして有効でないとか、それほどには有効ではなかったとかだったとしても)、技術者やブロガーやブックマーカーのひとたちの心の安定には有効であり必要なのだ、ということであれば、別にあれこれ言うようなことではないのかも知れないなぁ―――と言いたいのだけど、そう言い切れない事象もときおり目にするんだった。
たとえば、はてブの新着エントリーをチェックしていると、アメブロやヤフーやgooあたりで「無断リンクが」とか「定額給付金が」とか「セクハラが」とかうっかり書いてしまっているエントリに対して、“これはひどい”のタグが付けられて容赦ないことばが浴びせられている、ということがある。そういうのを目にするといつもぼくは、うーん、と唸ってしまう。いい、とは思えないから。はてブの存在すら気づいてないような人たちに対してブコメで見下したような言葉を吐く、という行為。こういうのって、
のうちのどれに当たるんだろうか。ぼくにはわからないのだ。
わーわーわー いっぱいブックマークついてうれしいよー でもね、イチバン知りたいことがスルーされちゃってるよー 書き方が悪かったんだけどね。 そんじゃあらためて。 そういう...