『2月14日、バレンタイン。
婦女子が、想いを寄せる男性に、チョコと共にその想いを伝える日。』
14日、男の子はドキドキしている。
靴箱を開けるその時に。
校門を出て友人と別れたその時に。
『2月14日、バレンタイン。
婦女子が、想いを寄せる男性に、チョコと共にその想いを伝える日。』
しかし、24歳の僕は、まったくドキドキしてません!
僕は知ってるから。勇気を出して言おう。
バレンタインは、存在していない!メディアがでっち上げた嘘っぱちさ!
事実、悩める学生時代から今現在を通じて、そんな風景に出会ったことは、ない。
2月14日、僕はいつもとても順調に家路に着く。
普段開かずの踏み切りさえも開いてる。
ifもしもこの世にバレンタインなるものが本当に存在するとしたら、1学年約150人余りの婦女子がいるとして、3学年通して×3倍。
そして世界は広い。世界中の女の子達が誰一人残らず僕への恋で悩んだことがないということになる。
もしこの天文学的に多い数の女の子が皆僕のことをノーマークだとするならば、逆に凄いよ?
信じられないっ!!』
ってな感じだよ?
そりゃ僕だって気付いてる。
の地元のツレ・・・
に昔殴られた学生・・・
にカツアゲされた少年的立場くらいだってこと。
と、とにかく!
バレンタインを信じないっ!!
し、信じたくないっ!!
あ、もう日付かわる。
ごめんなさいお父さんお母さん。