2008-12-04

ゾンビの事ばかり考える毎日

一時期、ゾンビのことばかり考えていた。

ロメロ監督の名作「ドーンオブザデッド(ゾンビ)」を観てからだ。

それまでは金曜ロードショーで「バタリアン」など、

ゾンビ系の映画は何度か観たことがあったんだけど、

もともとホラー系が苦手で、特にハマったりはしなかった。

しかし、最近観たロメロの「ゾンビ」はレベルが違った。

ヒューマンドラマ社会風刺、世界終末、アクションなどが

盛り込まれ、恐ろしいほど名作だったのだ。

70年代の映画なのでゾンビメイクなどはショボイが、

そんなの全然気にならないくらい、ものすっご面白かった。

そして、一時期は「俺がこの終末世界に居たら、こう行動する」などを

ずっと頭の中でシュミレーションしていた。

仕事に行ってもゾンビのこと。

パソコン打ちながらゾンビのこと。

友人と御飯を食べながら、でも頭の中はゾンビのこと。

彼女とベッドの中で、ゾンビのこと。

夢の中でもゾンビのこと。

「くさりかたびらを全身にまとえばゾンビにかまれても平気じゃね?」とか、

防御方法をずっと考えたりしていた。

武器は銃+槍系だろうか。カーズみたいに手に剣をくっつけるのもできたらいいな、

とか真面目に考えていた。

そうしているうち、ゾンビ映画をいくつも観ている自分が居た。

28日後

28週後。

ナイトオブザリビングデッド

イオブザデッド。

REC。

ダイアリーオブザデッド。

アイアムレジェンド

ドーンオブザデッド(リメイク)。

ゾンビーノ

ショーンオブザデッド。

バッドテイスト

etc.etc....

いくつか名作とも出会ったのだが、

ロメロ監督の「ゾンビ」を越えるゾンビは無かった。

ゾンビ」は、ここ100年で最大の「創造物」ではないか。

あらゆるクリエイターの指標となる、バイブルではないか。

数百年後、ボッカチオのデカメロンみたいに、

「ロメロ」の「ゾンビ」が世界史教科書に載るのではないか。

それほど、ゾンビのことしか考えられなかった時期がある。

・・・いかんね。

さて、仕事仕事

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん