2008-04-30

高齢者医療は本当に老人いじめか?

マスコミいわく後期高齢者医療は老人いじめらしい。増田を読むような人もそう思っているだろうか。問題となったのは医療サービスを受ける老人からも保険料を新たにとりはじめたことにある。(高齢者医療保険の財源の1割に相当)

じゃあ、老人からの保険料天引きをやめたら誰がその分の医療費を払うのか?

もちろん若い我々の世代しかない。ただでさえ湿気った時代なのに、さらに重荷を背負わされるのはゴメンだ。苦労して今の日本を作った世代なのだから、という声もあるが、そもそもこんな事態に陥ったのもそのご老人たち自身の責任だ。かつて、バブルの頃には既にいまのような高齢化社会になるのは目に見えていた。

まだ日本に活力があったころに制度(=金)を準備していれば、こんなことにはならなかった。でも当時の現役世代(今の老人世代)はそれをせず、道路土建で丸々と肥え太っていく自民党に丸投げして過ごした。いまの高齢者医療責任を負うべきは、自民党独裁利権構造を許した当時の世代である。なんで我々が彼らの後始末をせねばならないのだ。

我々はバブルもなく、地道に働き貯金を貯め不安一杯の将来に備える。上の世代のつけを回され続けたあげく、老後になるころには衰退した日本しか残らない。相対的に国力が落ちた日本では購買力も弱まる。下手すれば食うに困るような地獄絵図が待っていることだろう。

高齢者医療は老人いじめなどではない。自分のケツは自分で拭けばいい。

  • 若い世代はみんな、自分のケツは自分で拭けと思ってるから何も言わないんじゃない? 今の若い世代は、今これだけ年金払ってもまずもらえないわけだし、 それと比べたら今の高齢者世...

    • 今時の若者だけど、日本がいつ死んでもいいように準備するのに精一杯で、脳が岩石のように硬くなった老人共を説得してまで政治的主張をする暇がない。

    • 話が横道にそれるけど、確かに今時の若い子は「自分のケツは自分で拭くのが当然」という感覚が強いね。 地に足ついているというかなんというか。 ただ、資本主義というのは基本的に...

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