2008-03-21

1兆9400億円(アメリカ/落札額) vs 34億4700万円(電波利用料/年

700MHz帯競売、Cブロック落札者はVerizon

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/21/news016.html

タイトルの比較がおかしいが、わかりやすいのでこう書いた。時間もないのでザッと書くが、訂正あればぜひ入れてほしい。

アメリカFCCによる700mhz帯の電波競売が決まった。Verizonをはじめ落札企業が決まり、総額約1兆9400億円とのこと。なんともうらやましい税金収入であり、国民にもありがたい話である。もしこれが高値入札だったとしても、損をみるのはVerizonをはじめとする各企業株主なので、いくらでも高く買ってもらった方が国民にはは都合がいい。

62MHz分(一部決まらなかった帯域もある)で約1兆9400億円。

アメリカの場合これで電波使用権を得るが、毎年電波利用料は別途払うことになる。見つけた資料では2002年で240億円となっている。また放送権もオークションにかけられる。)

翻って日本テレビ局

240Mhzを使って毎年の電波使用量は約7億円。

しかも、地デジにまつわる補助金として、約212億円が助成金として出ている。1兆円の税収どころか、実質マイナスという、もの凄い話である(笑) 補助金を出すからといって、テレビ局が儲かっていないわけではない。

平成18年度の収益が、3兆1150億8200万円。

いったいどこに補助金が必要なのだろうか。しかもつくるテレビ番組は煮ても焼いても国力の足しにもならないような番組ばかりである。「俺はテレビ見ないから関係ない」などと放置するのはマズイ気もするのだが、みなさんはどう思われるだろうか。

http://www.taro.org/blog/index.php/archives/822

http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20070505/1178384231

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