http://anond.hatelabo.jp/20080320073242
もう一人の人も書いてるけど、セックスってのはコミュニケーションだと思う。そして、どんな種類のコミュニケーション能力も、受信能力と発信能力で1セットだってことを知ると、それは気持ちいいセックスへの近道になる思う。元増田の話には、この受信能力の話が抜けてる気がする。性器のサイズや形に相性があるとか、男の持続力とかってのは、セックスするうえで、ひとつの課題だけど、それ以上のものじゃないよ。それは、コミュニケーション上の課題であって、コミュニケーションで乗り越えるものなんだ。
性器の形や持続力を気にする前に、お互いに相手がどうされると気持ちが良いのか、実際に聞いたり、相手の反応を試したりして、自分たちだけのセックスのコミュニケーション方法を探るほうが大事だと思う。肌への触れかた、キスの仕方、性感帯の愛撫の仕方、挿入の仕方、体位、一回のセックスの中での序破急のつけ方etc、そういうのは、おもに発信力の問題じゃないかと思うかもしれないけど、ちがう。受信力が鍵なんだ。そういうセックスのノウハウは、すべて、相手の気持ちを言葉や反応から理解して、相手がどうすれば気持ち良いのかを、お互いに試した末に、徐々に改良されてくもんだからね。AV男優のテクなんて、そのためのヒントにしかならない。
たとえば、はじめてだったら、脱がしたり、おっぱいを優しく触ったりしながら「○○は、どんなことされるのが好きなの?」とか聞いてみたらいいし、とりあえず、女の子の性感帯になりそうなところは、全部丁寧に愛撫してあげてもいい。そうして何度かセックスするうちに、その女の子のどこが性感帯なのか、どのくらいの強さでどんな角度からいじると気持ちいいのか分かってくる。女の子も恥ずかしがらず、「あ、それ気持ち良い」とか「ちょっと強すぎる」とか言った方がいい。マッサージみたいなもんだと思えばいい。「あ、そこそこ、もうちょい左」みたいな。そうやっていくうちに、お互いのアレとソレがどんな体位でどんな角度なら気持ち良いのかとか、今日は何分くらい持ちそうだから、どんな展開のセックスにしようかっていう問題にも答えが出せるようになる。
あとはね。セックスはセックスそのものをしてる時間だけがセックスじゃないと俺は思うよ。自分の好きな人といつも気持ちいいセックスをするには、セックスっていう行為以外の時間のほうが大事なくらいだと思う。たとえば、セックスの予感があるデートをするなら、どこで待ち合わせするのか、今日はどんなルートを巡って、どこで昼ご飯を食べ、どこで遊んで、どこで休憩して、どこで夕飯食べて、最後にホテルに行くのか、事前に彼女が喜んでくれると思うプランを考えたり、実際にデートする間に、様子を見てアドリブを利かせたりする。そうやって、二人とも笑ったり、感動したり、美味しい飯を食べたりして、気分よくいられれば、デートの〆のセックスも、盛り上がった気分で突入できる。気持ち良いセックスになる可能性は高い。その日のデートを通して、冗談も本気も、お互いになんでも話せる関係がつくれれば、セックスのときのコミュニケーションもスムーズだ。
こうやって、コミュニケーションを深めて、お互いにシンクロするような、最高にうまくいったセックスはやばい。頭の中がまっ白になるっていうのは比喩じゃない。明らかに脳から、なにかとんでもなく気持ち良い物質がドクドク出てて、終わった後も二人とも全身が恍惚感で満たされた状態になる。こういうセックスは、体調とか気分とか、その他の色んなものが関係して、いつもできるわけじゃないんだけど、ちゃんとお互いの気持ちを受信しあって、セックスを重ねてると、数回に一回くらいは経験するようになる。
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その一回限りのセッションが、たまらなくいとおしいんじゃないか。 二度と繰り返せない瞬間を共有できたからこそ、こころが満たされるんじゃないか。 代替可能だったり、再生可能...
そんな素敵なセッションにも飽きがくる。 「いいセックスは本当にいい」ということを体で覚えていても、飽きと面倒くささには勝てない。 寂しい限りだ。