『人の話を聞くときに、話をまとめないこと』　について

2007-08-29

たとえば、こんなやりとりならどうだろう。↓

お医者さん「ああなってこうなって、こういう影響が出ますので、症状がうんたらかんたら」

患者さん　「えっとー…、つまり、良く食べて、良く寝ればいいんですか？？？」

お医者さん「……！！　ええ、そのとおりです！（笑）　お大事に。詳しいことは処方箋にも書いてあります。」

患者さん　「はーい、先生ありがとうございました！」

お医者さん「変わったこと気になることがあったら、すぐに聞いてくださいねー」

たぶん。

話を聞く側が、『一般的にたくさん知識があると思われる、立場が上のひと』の場合、

勝手に相手の話の内容をまとめてしまうと、その相手は、対話を打ち切られたような気分になりやすい。

だけど逆なら、余裕があるわけだから、そうでもないと思うのです。

というわけで結局は、状況や相手次第かなーと。

この対談をしてるのは、糸井さんに阿川さんに東大教授の方。

ブログ書いてる方は、お医者さん。

日常の対話のほとんどにおいて、立場が上のオトナとしての振る舞いを期待されていると思うわけ。

こういう人たちには、このノウハウの有効さが実感できるんだろうね。

聞き上手な人は、貴重で大事。増えるとみんな嬉しい。

ブクマにも「実践してみよう」というかたが多くて、良いことだと思います。