動画を検索する技術がないことをウェブ進化論で梅田も嘆いている(「ウェブ進化論」p157-158)。
しかし、動画を検索するには、それがどういう動画であるかを人間に語られせればいいのだ。
つまり、ブログに貼り付けられるYouTube動画などは貼り付けられたエントリが動画の内容の説明となるわけである。
が、切り込み隊長曰わく、ブログと動画の親和性は低い(「アルファブロガー」p206-207)。
たしかに、ブログで動画を貼っておいても、動画自体は見れば済むわけだから、エントリ本文が動画の内容説明になっているような例は極めて少ない。
そこでニコニコ動画である。
ニコニコ動画の画期的なブレークスルーは、ユーザーが動画に対してコメントする契機を極度に娯楽化したことにある。
しかも、動画を通じてコメントのやりとりもなされることで、ユーザー間のコミュニケーションツールとしても機能する。
以上二点から言えることは、ニコニコ動画は動画にコメントする欲望を引き出すシステムを作り出したということ。
動画に対する検索システムが作り出せなくても、どういう動画であるかを語る多数の人間のコメントを集められるならば、そこから動画情報を帰納的に導くことができる。
この考え方は原初的にはSBMに近い。ただ、そこでは何人ぶくましているかが、一面的に人気を表示するものでしかなかったということだけである。
ニコニコのコメントは、実際にはネタコメントが多いわけだが、動画に対するコメントの仕組みを調整することで、ライトユーザーも巻き込める構造にしてみる必要はありそう。
ついでに、動画に対するコメント傾向を分析して、それに対応した検索アルゴリズムを作り出すことも必要かも。
ま、つまり、動画に対して人間がコメントするという行為を娯楽化することで、動画に対するコメントを自動的に欲望によって吸い上げ、それに対する検索アルゴリズムを組むだけで自動的に動画を検索可能な体系へと仕立て上げられる。
もちろん、システム的に試行錯誤していく余地はある。
しかし、ニコニコはようつべみたいに金のなる木にならないかなぁと嘆いたりしている(「2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?」p67)ひろゆきの狙いはもしかするとそこにあると思うのだ。
どこをどう巡りめぐったらひろゆきがこの文章を読むんだよ。 匿名ダイアリーに変な期待しすぎじゃないのか。もう驚いたを通り越してわけがわからない。
それは「ひろゆきがその文章を読むことは絶対にない」ってこと? そんなアホな。 どう考えてそういう結論になったのか知りたい。 「常識的に考えて」じゃなくて、そこをもうちょっと...
よくわかんないんだけど。 本当に読んで欲しいなら、ここに書かないでメールでもなんでもしたらいいじゃない?
ニコニコのコメントなんてほとんどが無駄なことで、情報になんてなりえない 短い文章しか書けないから解説なんてのは当然ムリだし、 そうじゃなくても煽りや合いの手、突っ込みが...
コメントの内容には全く意味はないけど、あるタイミングで(いくつのコメントが、ではなく)何人が書き込んだか、ということがわかれば、それは盛り上がりのポイントとして使えそうな...
それをひろゆきがやるかどうかは知らないが、実は動画関係に挑んでるベンチャーは山ほどあって、 自分が知ってるなかでも動画関係の検索は面白いもが一杯ある。 まだ公開されてる...
この文が内容の吟味には全然至らず、噛み付きコメントがちょっとついて終わっている理由は、見解が浅いのに、サービスのトップにコメントを頼むと言う面白くもなんとも無い上に自意...