もう一人で生きるの嫌だよ。誰かのために生きたかったよ。
辛いよ、消えたいよ。
ぽっかり穴が開いたままだったんだよ。
とりあえず今日まで生きてみたよ。もくもくと歩いてみたよ。
でも全然暖かくないよ。
なんか一番大事なところが欠けたまんま歩いてたよ。
ぽっかり真ん中が開いてたよ。
真ん中を冷たい風が通ってずっと寒かったよ。
なんのために笑顔があって日が昇るのかわかんなくなってるよ。
なんのために生きてるのかわかんなくなってた。
もう会えないからどうすればいいの。
次へ進めって言うの、前を向きなさいっていうの。その先に何があるの。
しょうがないよね。わかってるよ。だから必死に明るい方を感じようとしてた。
でもなんだかずっと乾いた空気で、何も癒されなくて。一人ぼっちで。みんな誰ともつながれなくなっちゃって。
あなたたちの軸の周りをずっと飛び回っていたのに、無くなってからもずっとそれがあるように飛び回っていたのに。
新しく築くことも埋めることも忘れることも難しいよ。
難しいよ。
こうやってたまに思い出すんだよ、大事なものが欠けたまま歩き続けてることに。
その度に泣いてやり過ごしています。