分裂勘違い君劇場 - 社員全員がホワイトカラーエグゼンプションの会社で働いてたことがあります
ホワエグ社でなら働いていたことがあります。
3教科以上勉強するのが億劫だった私はマーチクラスの大学に入り卒業しました。
親や親戚など身近な人でメーカーの重役をしている人が多く、実情を見聞きしていたのでメーカーに魅力を感じず100名前後の中小企業に就職しました。
大手で補欠選手のまま数年も過ごすのが嫌だったのです。
ホワエグ社は人材が常に不足しているので、それなりに使える面を上に見せてあげるだけで即戦力として現場に投入され実績をあげることができました。
何十としれない同僚たちの戦死を経験し私も年をとり二十代後半になりました。
それぐらいになると自分の仕事をお客さんがいくら支払っているのかもよく見えます。
会社がそれを幾らで売って、途中で幾らピンハネされているのかも、必要経費がいくらかかるのかも把握しているつもりです。
会社の規模も知れているので会社の台所状況も手に取るようにわかります。
社員に払える報酬の限界も計算できます。
残業代は事実上ついたことがありませんでしたが、27歳の頃には年収は400万円程度になりました。
一方大手に勤めた仲間は、30歳前後にしてようやく補欠からレギュラーになりだし始めました。地方勤務が本社勤務になったり工場勤務から本社に戻ったり。
残業代もしっかりつくので月収が45万円を超す同期もでてきました。
私のいた会社では40代後半の専門学校卒業の部長に見せてもらった月収が40万円未満でした。私は焦燥感を覚え30歳になる前に独立することにしました。
手に職はついているつもりですが、30歳になった今の給与所得はフリーター並みです。
東大を卒業した後輩はメディアに勤め今年の年収はだいたい800万円(20代)だそうです。それなりの頭と忍耐力を持ち合わせているのなら勉強することにより得られる対価としてはどうでしょうか?
雇われの身なのに雇う側の責任だけ負わされる上場企業の社長、役員や、時代が変われば手が後ろにまわるかもしれない財務担当。廃止になりそうな省庁の官僚などは学歴に関係なく報われない気がします。
76世代は学歴とも報酬とも無関係ないところで市役所に勤めたやつが一番勝ちじゃないですか?5年後に逆襲します。