はてなブックマークが衆愚化したと言われて久しい。多くの人が多くの解決策を打ち出しているように見えるが、未だ決定的な解決策は発見されていない。というかそもそもはてブの衆愚化問題は解決する訳がない。その理由を考えてみた。
衆愚化をホットエントリーに自分の好みと違うサイトが上がることだとすればそれははてなが真に民主主義に突入したことの証である。一部のハッカーやプログラマーがはてなを統治していた身分制の時代から、一般ユーザーが増えたことによって民主主義へと移行したのだ。
但し民主主義は、全員の絶対幸福を実現しない。何故ならば対立する概念が存在する以上その全てを満たすことは不可能だからである。
民主主義が実現するのは最大多数の最大幸福であり、言い換えればそれは皆、少し不満と同義なのである。
上の意見に反論するにはGoogle等を始めとするパーソナライズ技術を用いれば、全員の絶対幸福を達成出来ると主張することである。
一見この主張は正しく見える。ああGoogleは万能だ。それでも仙・・じゃないGoogleならやってくれるという奴である。
問題はあなたの好みを完全に、それこそ漏れなく、ダブりなく説明出来るアルゴリズムが存在するのか否かということだ。ここで漏れや、ダブりを生じさせると、情報の多さというレバレッジがかかってとんでもない差が発生する。
君は常にAmazonを見た際にオススメされた本を買っているのか?欲しいと思っているのか?
他人の趣向のデータの部分集合はあなたの趣向と似ることはあっても完全に同じにはならない。
こと趣向に関しては部分の集合は全体にはならない。
このことよりどんなにパーソナライズを突き詰めてもそれが問題の全てを解決はしない。
不完全な技術で莫大な量の情報を裁かなければならず、結果として自分の好みと合わない誤差=衆愚化問題の本質が発生してしまう。
以上より、この問題の解決策は禅の思想、足を知るが必要であると言える。
雑誌で特集される「webサイトにおける写真の今」みたいなのって、たいがい雑誌媒体でやってるカメラマンが片手間でやってるポートフォリオサイトばかりが特集されて、web写真をメインにやってる人が取り上げられているのをほとんど見ない。
出社
続というかただ思いついたのを増やしただけだけど・・・。なんかゲームの話題が話題になってるっぽいので・・・。
ケン「絆が信じられた、子供の頃まで」
チャコ「外もこんなだったらいいのに」
ケン「いずれ外も16色に戻る」
チャコ「切なくて、好き」
ケン「ドット絵は人を振り返らせる、だからここはいつでも2Dだ」
ひろし「俺の人生はつまんなくなんかない。新しいゲームが出る幸せを、あんたたちにも分けてやりたいくらいだぜ!」
ケン「街の住人達もあいつらを見てハイデフを生きたくなったらしい」
チャコ「うそよっ、うそでしょ。私たちのファミコンが、私たちを裏切ったってこと?」
ケン「そういうことだ」
ケン「世界を21世紀に戻す。これからは好きにするがいい」。
チャコ「どうして。ねぇ、どうして。PS3やXBOX360なんて画面が綺麗なだけで、見るにたえないニセモノな美少年や馬鹿みたいに壮大な宇宙戦争ばかりなのに!」
しんのすけ「(前略)あと、オラ、DEAD OR ALIVE Xtreme 2やりたいから!DEAD OR ALIVE Xtreme 2やっておねいさんみたいなきれいなおねいさんと、いっぱいいっぱい、おつきあいしたいから!」」
チャコ「……おしまいね」
TBを頂いたので、ついでにもちっと書いてみる。
多分、こんなサイトがあったらなーと思った故の背景には、僕がエレクトロニカとかアンビエントとか4分33秒とかに関心があるからであって、実際流行るかどうかは掴めてなかったりします。どれだけの人がICレコーダーとかそういった類のものを使いこなしているか微妙ですしね(当然、編集力を持っている人はもっと少ないでしょうし)。ただ、単にゲロ吐きまくってる状況とか女子高生の会話とかあんあんしてる時の音とか、普段、僕らがこれといって気にしていないであろう音だけを能動的に聞いてみたら再発見というか面白いんじゃね?と安易に僕が思っているだけなのかも。
実は海外だとそういったコンセプトに限りなく近いサイトが何気にあったりするんですが、悲しいかな。音声共有ではなくて、ただの音声素材サイト的な扱いに終始しがちだったりします(でも、それはそれでビジネスとして成り立っているからいいんですけど)。多分、似たようなことを考えた人は山のようにいるはずなのに、youtubeは既に流行っているというのに、音声共有といった類のサイトが世に出ていないのは何かしらの欠点があるんではないかと思ったり。
まー盗聴行為に近いからじゃね?とかそんな単純な理由が根っこなのかもしれませんが。てゆーか、常日頃、録音しまくる奴ってそういないしね。
YouTubeは動画共有だけど、それをいろいろなコンテンツに置き換えたら、たいてい面白いものが出来そう。
写真のFlickrは言うまでもなく、音声とか、イラスト、テキスト、flashとか。
ただ、これを全部ごちゃまぜにすると、途端に面白みがなくなるかな。
Anoymousなごとく、音声をうpできるの。ICレコーダーで録音したのとか色々な音を。
足音とか歯磨きしてる音とか食事中の会話とかトイレで大をする、と同時に流した時の音とかオナニー中のAVから流れ出る露な声とともにかすかなイチモツをこする音とかゲロ吐いた時とか好きな女の子に振られて号泣中の泣き声とか満員電車の日常とか女子高生の会話とか教師の世迷言とか面接でしどろもどろになっている自身の発言集とかオフ会で微妙に盛り下がっている現状とかいじめの現場とかTVのスイッチを入れた音とか昔なつかしのガガーピピーだったイソターネットな環境とかカメラ小僧の発言集とかゲーセンのピコピコ音とかセックス中のあれやこれやとか、決して人物が特定されないよう編集された音をひたすらかき集めるサイトがあったらいいなと思った。なくても生きていけるけどね。
少なくとも2人はいると思うよ。